0歳児がギャン泣きするのでリュックがマストだった女性　友人に言われたショックな一言　「分かります」

　友人に言われて悲しかった言葉を描いた漫画「0歳児育児中に言われたショックだった一言」がSNS上で話題となっています。長男が生まれ、抱っこひもにリュックのスタイルで外出することが多くなった女性。友人に「なぜ、リュックなの？」と聞かれて理由を答えたところ…という内容で「痛いほど分かります」「精いっぱいのおしゃれを楽しんでいるのに」「私も周りに言われても気にならなくなりました」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

ショックで返す言葉がなく…

　この漫画を描いたのは主婦の、ぬこ田しのぶ（ペンネーム）さん（30代）です。インスタグラムやツイッター、ブログ「ぬすこ日記」で育児漫画を発表しています。

Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。

ぬこ田しのぶさん「小学校低学年の頃、兄がギャグ漫画を描いているのを見て、まねをして描き始めました。独身時代はずっと、アナログで創作漫画を描いていましたが、産後にデジタル作画に挑戦したくて育児漫画のブログを始めました」

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

ぬこ田しのぶさん「このときのことを時々思い出すのですが、今となっては『私、頑張っていたんだなあ』と思えるようになり、悲しかった気持ちの区切りとして漫画に残そうと思いました」

Q.この後、ご友人には何と返したのですか。

ぬこ田しのぶさん「あまりにショックで、このときは何も言葉が出ませんでした。後になって、悲しい気持ちや悔しい気持ちが湧いてきて、数日、引きずってしまいました」

Q.このとき、ご友人にお子さんはいたのでしょうか。

ぬこ田しのぶさん「まだ、子どもはいませんでした。今は彼女も母となり…おしゃれな生活を送っています」

Q.お子さんが生まれる前は、どういうファッションが好きだったのですか。

ぬこ田しのぶさん「細身のシンプルカジュアルな服やハンドバッグ、パンプスも好きでした。2児の母になった今は、自分なりにカジュアルコーデを楽しんでいます」

Q.現在、どういう服を着ることが多くなりましたか。

ぬこ田しのぶさん「大前提は安価で、汚れてもいい服です。水たまりや砂場で大暴れしたわが子を抱き上げるので白は厳禁です。あとは現在、トイレトレーニング中なので公衆トイレでしゃがむことも多く、ロングスカートやワイドパンツは履けません。今はおしゃれよりも機能性を重視しています。汚れを気にせず、子どもたちと思い切り遊べるので、それでいいと思えるようになりました」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

ぬこ田しのぶさん「同じように元気なお子さんがいるママからは『分かる』と共感の声を頂きました」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。

ぬこ田しのぶさん「育児以外のコミックエッセーや、昔のように創作漫画を描きたいです。そしていつか、漫画をお仕事にするのが今の夢です」

（オトナンサー編集部）