オトナンサー|オトナの教養エンタメバラエティー

ドラマ進出! “めるる”生見愛瑠が各方面で引っ張りだこの理由

バラエティーにラジオ、CM、そしてドラマと多方面で引っ張りだこの生見愛瑠さん。活躍が続く理由を専門家に聞きました。

生見愛瑠さん(2019年9月、時事通信フォト)
生見愛瑠さん(2019年9月、時事通信フォト)

「めるる」の愛称で親しまれ、バラエティー番組を中心に露出が目立つ、生見愛瑠さん。「2020ブレイクタレントランキング」(ニホンモニター調べ)では4位にランクインするなど昨年は大きな躍進を遂げ、抜群の存在感を放ちました。

 今年もバラエティー番組の他、ラジオやCMなど各方面で引っ張りだこの生見さんは3月から、日本テレビ系連続ドラマ「おしゃれの答えがわからない」(毎週日曜 深2:11)でドラマ初出演にして主演を務めるなど、新たに女優としての活動もスタートさせました。

 近年、多くの番組に起用され、活躍が続く生見さん。その理由について、作家・芸能評論家の宝泉薫さんに聞きました。

バラエティーで居場所つくれるか

 愛知県出身で現在19歳の生見さんは2014年2月、ファッション誌「ニコ☆プチ」のモデルオーディションでグランプリを受賞し、同誌専属モデルとしてデビュー。翌年5月に専属モデルを卒業しますが、同12月から2020年12月までの約5年間、ファッション誌「Popteen」の専属モデルを務め、人気を博しました。

 また、2018年に放送された恋愛リアリティーショー「太陽とオオカミくんには騙されない」(AbemaTV)への出演が大きな注目を集め、以降、多数の番組に出演。「ヨルヤン」(テレビ東京系)、「ヒルナンデス!」(日本テレビ系)、「スクール革命」(同)の他、2020年9月からは冠ラジオ番組「めるるのはっぴーsu るーむ」(文化放送)の放送が開始するなどタレントとしても活躍の幅を広げていきました。

 モデルとしてデビュー以降、タレントとしてさまざまな番組で活躍を見せる生見さん。宝泉さんは「計算していないその自然体な感じが、多くの番組で受け入れられている理由の一つ」と分析します。

「若手タレントに見られがちな、前のめりでガツガツしている感じもなく、バラエティー番組での姿を見ても淡々としている印象です。悪目立ちをすることもなく自然体な感じで、嫌われるような要素も少ないのでは」(宝泉さん)

「嫌われる要素が少ないことは、芸能界で長く活躍する秘訣(ひけつ)の一つでもあり、特に女性の場合は同性からの支持も大事な指標です。その点、生見さんは同性からの支持もあり、番組で時折見せるポンコツ発言も嫌みにならず、むしろ、モデル容姿とのギャップでいい具合に受け入れられているように感じます」

 宝泉さんは同じ「Popteen」出身の藤田ニコルさん、池田美優さんとの違いについても言及しています。

「生見さんは藤田さんや池田さんと同じ『Popteen』出身ながら、彼女たちとは違う雰囲気の印象を受けます。藤田さんたちが専属モデルを務めていた頃の『Popteen』はギャル感満載といった印象でしたが、現在は『Seventeen』にも若干近いようなものを感じ、雑誌の雰囲気が昔とは少し異なるように見えます」

「藤田さんや池田さんと違う印象を受けるのは、こうした雑誌の雰囲気の変化が理由の一つかもしれません。番組を見ていても、毒舌要素のある藤田さんや池田さんとは異なり、どこか身近で品の良さのようなものを生見さんには感じるのです」

 宝泉さんは、自分のはっきりとした居場所をつくることが今後も活躍を続ける鍵になると分析します。

「新しくドラマも始まり、そちらも注目ですが、やはり現状ではドラマよりもバラエティーに可能性を感じます。バラエティーで自分のはっきりとした居場所をつくれるかどうかが今後の鍵でしょう」

「佐藤栞里さんのような、MC芸人の横というポジションがしっくりくるような気がします。バラエティー番組のアシスタントとして活躍できる環境が今後いくつかあるとベストで、持ち前の自然体な感じもより生きてくるはずです」

(オトナンサー編集部)

宝泉薫(ほうせん・かおる)

作家、芸能評論家

1964年岐阜県生まれ。岩手県在住。早大除籍後「よい子の歌謡曲」「週刊明星」「宝島30」「噂の真相」「サイゾー」などに執筆する。近著に「平成の死 追悼は生きる糧」(KKベストセラーズ)、「平成『一発屋』見聞録」(言視舎)、「あのアイドルがなぜヌードに」(文春ムック)など。

コメント