【漫画】昼寝中は仕事10！　在宅勤務と自宅保育を両立するママの“必勝”スタイル　「私も頑張ります」

　娘の自宅保育とテレワークを同時にこなすママを描いた漫画「テレワーク＋自宅保育の心得」がSNS上で話題となっています。新型コロナウイルスの影響でテレワークとなった会社員の母親。朝は育児の割合を増やし、娘が昼寝中は仕事、その後は仕事と育児を半々に…など徐々にペースをつかんできたものの…という内容で「工夫していて素晴らしい」「私も頑張ります」「持続可能なスタイル」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

自宅保育＆在宅勤務は“無理ゲー”

　この漫画を描いたのは、会社員のもげみ（ペンネーム）さん（30）です。インスタグラムで1歳の娘の育児絵日記を発表しています。

Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。

もげみさん「物心ついた頃から絵を描くのが好きで、小学生の頃は漫画雑誌に投稿したこともあったくらいでしたが、大学入学あたりからめっきり描くことがなくなり…育休中に時間があったので、姉の影響でインスタグラムに投稿を始めました！」

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

もげみさん「コロナの影響で、自宅保育＆在宅勤務という“無理ゲー”と戦っている方がたくさんいらっしゃる中、自分の例を少しでも参考にしていただければと思い、また、自分としても、ママさんたちとコメントを通して情報交換ができればと思い、描かせていただきました」

Q.このパターンに行き着くまで、かなり試行錯誤されたのですか。

もげみさん「朝寝を長くしすぎて、午後、お昼寝ができず不機嫌になってしまったりと、失敗パターンもたくさん経験しました…！ ただ、試行錯誤の末に行き着いたバランスではありますが、子どもの状態や体調によっても大きく左右されるので、その日ごとに成功パターンも微妙に変わります。

実際、この漫画を描いたときと今では娘の日中の過ごし方も変わってきているので、『絶対にこうする』と決め込まず、毎日、娘をよく観察することが大切だと思っています」

Q.「テレワーク＋自宅保育」のキツさは、通常勤務の何割増しでしょうか。

もげみさん「5割増しくらいでしょうか…仕事の進み具合でいうと本当に大変なのですが、精神的には、1時間休憩して娘と散歩に行ったりできるので、通常勤務よりメリハリをつけてリフレッシュできているなあと思う瞬間もあります」

Q.テレワークをしなくてもいい状況になったら、すぐに通常勤務に戻りたいですか。

もげみさん「現在は、これまで『原則出社禁止』だったのが『基本、テレワーク推奨』になりました。やはり、どうしても会社でしかできない仕事もあるので、週2回ほど保育園に預けさせてもらって出社していますが、仕事とプライベートのバランスは今がちょうどよい気がしています」

Q.テレワークになって、よかったこともあったのでしょうか。

もげみさん「仕事面では大変ですが、娘とたくさんの時間を過ごせるということが何よりもよかったことです」

Q.育児とテレワークを両立させている方に一言お願いします。

もげみさん「毎日、本当にお疲れさまです。完全に両立させるというのは不可能に近いと思いますが、程よく力を抜きながら、それぞれの家庭に合った“持続可能なスタイル”を探っていきましょう！」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

もげみさん「参考にしていただけたり、いたわりの言葉や温かいコメントを頂いたりして、励みになりました」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。

もげみさん「日常の何でもない娘とのやりとりや忘れたくないことを、備忘録的に記録していきたいと思っています。本当に自分のペースで不定期更新の極みですが、無理のない形でゆるゆると続けていけたらと思います」

（オトナンサー編集部）