【漫画】息子のお昼寝中、家事をする母 起こさないように踊った結果…「あるあるですね」
息子を起こさないように振る舞う母親を描いた漫画が話題に。お昼寝は必ず30分で起きてしまう生後6カ月の息子。そのわずかな時間で、母親は…。
息子を起こさないように振る舞う母親を描いた漫画がSNS上で話題となっています。お昼寝は必ず30分で起きてしまう生後6カ月の息子、だいずくん。そのわずかな時間で、母親は家事を済ませようとしますが…という内容で「分かります」「あるあるですね」「うちもピッタリ30分です」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
間抜けな状況を笑ってほしい
この漫画を描いたのは、育児休業中のデザイナー、豆さん(ペンネーム、31)です。「すくパラ倶楽部」で漫画を連載し、インスタグラムでは育児絵日記を発表しています。
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
豆さん「妊娠期間中からです。私は胎動を感じるのが遅かったんです。そのとき、誰にも相談できず、ネットで調べては余計に不安になるということを繰り返していました。何気なく言われた、『ママが鈍感なんじゃないか』『気付いてもらえずかわいそうだ』という言葉に傷つき、自分を責めていました。
結果、22週目に胎動を感じることができたのですが、そのとき、『私みたいに1人で不安になっているプレママに届けたいな』と、妊娠記録を描き始めたのがきっかけです」
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
豆さん「息子に夢中になりすぎて痛い思いをした話ですが、後から冷静にその状況を考えたら間抜けだなあと。読んで、笑ってほしいなあと思いました。そしたら、痛い思い出も楽しい思い出に変わる気がしたので(笑)」
Q.起きたときにママがいないと、だいずくんはどうなってしまうのですか。
豆さん「これ以上ないくらい悲しい顔をして泣き始めます」
Q.そばにいなくても、ママが楽しそうにしているとおとなしくなってくれるのでしょうか。
豆さん「『こっちに来ないのか…? 何をしているのか…?』という感じで不思議そうに見ていますね。ただ、ずっとは待てないのでそのうち文句を言い始めます(笑)」
Q.このときは、ぶつかった後どうなりましたか。また、だいずくんの様子は。
豆さん「かなり痛かったのですが、取りあえず、笑顔でだいずの前からフェードアウトしました。赤くなっただけだったので、だいずの元に戻りましたが、だいずはぶつかったときからずーっと真顔でこっちを見ていましたね」
Q.このことを、パパや他の方に共有しましたか。
豆さん「していません(笑)日記に残して、いつか自分だけ思い出してふふっと笑えたらいいやと思っていました」
Q.他に、起きたときに泣かないようにしていることがあれば教えてください。
豆さん「少しでも安心するように、私がずっと着ているパーカを横に置いておいたり、一番のお気に入りのおもちゃをそっと添えたりしています。ただ、一番いいのは、さも、ずっと隣に居たかのように急いで駆けつけることですね」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
豆さん「私だけの笑い話だと思っていたので、思いのほか共感してもらえてびっくりしました。“30分タイマーベビー”が多かったのは、完全に予想外でしたね。30分しか寝ないうちの子、独特過ぎる…と思っていたので、結構いるんじゃん!と安心しました。思いもしないことで『私もです』と共感者が出てくるのが、インスタグラムで投稿する面白さだと改めて思いました」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。
豆さん「だいずもどんどん成長するので、ちょっとしたやりとりなどの日常を描いて、育児に励む皆さんに少しでも笑って、楽しんでもらえたらいいなと思います。また、だいずのためにおもちゃを作ったり、勉強中のアニメーションに挑戦したりしたいです。漫画っぽいコマ割りをした見せ方もしてみたいですね」
(オトナンサー編集部)
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