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賀来賢人“演じること”に変化 技術ではなく「どう楽しませるか」

映画「AI崩壊」に出演する賀来賢人さんに、台本の感想やAIのイメージなどについて聞きました。

賀来賢人さん
賀来賢人さん

 映画「AI崩壊」に出演する俳優の賀来賢人さん。同作は、科学者・桐生浩介(大沢たかおさん)が開発した医療AI「のぞみ」は全国民の年齢や年収、家族構成などの個人情報と健康を管理していますが、ある日、突然暴走して生きる価値のない人間を選別し、殺りくを始めます。警察は、桐生が「のぞみ」を暴走させたテロリストと断定し、合田(三浦友和さん)と奥瀬(広瀬アリスさん)に追跡させ、桐生は義弟の西村悟(賀来さん)と連絡を取りながら逃亡劇を繰り広げる、近未来サスペンス映画です。

 オトナンサー編集部では、賀来さんにインタビューを実施。台本の感想や、大沢さんとバディー感を出すためにしたこと、AIのイメージなどについて聞きました。

監督に成長した姿を見せたい

Q.台本を読まれていかがでしたか。

賀来さん(以下敬称略)「これを本当にできるのかと思いました。あまり現実的ではないと感じた部分もあり、これってどうなるんだろうとワクワクしました。完成したものを見ないと分からない部分が多く、普段台本を読んでいてあまりありませんが、ここまでスケールが大きく、ちゃんとリアリティーもある、すごく参加したくなる台本でした」

Q.入江悠監督とは久しぶりのお仕事ですね。

賀来「深夜ドラマに出演していたとき、入江監督が途中で体調不良になり、あまり話せないことがありました。今回は成長した姿を見せたいという気持ちがあり、コミュニケーションをたくさん取れたのでうれしかったです」

Q.役作りには、どんなことをされましたか。

賀来「大沢たかおさんとの関係性が出せれば大丈夫だと思い、なるべく違和感のないようにしようとしました。撮影の合間に大沢さんとたくさん会話できたのが大きかったです。短時間の撮影だったのでなるべくコミュニケーションを取ろうと思っていたら、大沢さんから話しかけてくださって、一番いい形で距離が縮まったのでありがたかったです」

Q.他にバディー感を出すためにしたことは。

賀来「バディー感ももちろんですが、やはり信頼感とリスペクトですね。そういう感じが出せればいいなと思いました。割とストーリーにきちんと乗っかればキャラクターが成立する役なので、そこまで作り込むということはなかったです」

Q.演じる上でモットーにしていることを教えてください。

賀来「最近は、見た人に楽しんでもらえるように演じたいと考えることにしました。それまでは自分のことで精いっぱいだったんですが、技術やそういうものよりも、どう楽しませるかなということを考えています」

Q.今回の役はモットー通りできましたか。

賀来「西村は桐生さんの、唯一の心のよりどころとして、安心できる味方でありたいなと思いました」

Q.AIにはどんなイメージをお持ちですか。

賀来「元々は便利だなと思っていました。どんどん身近になっていくし、この映画に出演した後は、便利だけど怖さも感じました。使い方次第なんでしょうけど、この映画で描かれていることも実際に起こりうることだし、この形じゃなくてもいろいろな可能性があります。機械が知能を持つと勝てないので、AIとどう付き合っていくか、ちゃんと考えて行動しなきゃと思いました。普段も頼りすぎているところがあります」

Q.2020年はどんな年にしたいですか。

賀来「楽しいことをしたいです。興味のあることはして、興味ないことはしたくないです(笑)もっとちゃんと、一つ一つと向き合わないといけないなと思いました。いいものを作るには、時間と余裕と健康であることが必要だと思ったので、自分と向き合えるようになりたいです」

 映画「AI崩壊」は全国公開中。

(オトナンサー編集部)

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