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誕生日に電話をくれた母…プレゼント代わりの言葉にウルッときた漫画 「最高の言葉」

誕生日に母から電話をもらったエピソードを描いた漫画が話題に。小学生の兄弟を育てる母親である女性。自分の誕生日に母が電話で祝福してくれ…。

母から電話をもらったエピソードを描いた漫画のカット=山田黒蜜(yama_da_diary)さん提供
母から電話をもらったエピソードを描いた漫画のカット=山田黒蜜(yama_da_diary)さん提供

 誕生日に母から電話をもらったエピソードを描いた漫画がSNS上で話題となっています。小学生の兄弟を育てる母親である女性。自分の誕生日に母が電話で、「遅くなったけどおめでとう」と祝福してくれ、「手放しで喜べないトシだけど」と返すと…という内容で「すてきなお母さん」「最高の言葉」「涙が止まらない…」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

全く予想していない不意打ちで…

 この漫画を描いたのは、ワーキングママの山田黒蜜(ペンネーム)さんです。インスタグラムでコミックエッセーを発表しています。

Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。

山田さん「出産後、年賀状に子どもの成長報告がてら4コマを描き始めました。子どもたちが大きくなって、自分の時間が増えたのを機にインスタグラムで投稿を始めました」

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

山田さん「自分が母親になってから、ひたすら子どもを守る存在として生きてきたので、私自身も『守られ、与えられる存在』であったことに改めて気付き、とても驚きました。それを他のママさんたちにも伝えたいと思って描きました」

Q.これまでも、お母さまからメッセージをもらっていたのでしょうか。

山田さん「毎年電話をもらっていましたが、今回のようなメッセージではなく、『(実家の)犬のしっぽの毛が抜けてエビフライみたいだ』とか、『誕生日ついでにそろそろ人間ドックに行ってみたら』など、ごく普通の会話でした」

Q.お母さまの言葉に、どのような気持ちでしたか。

山田さん「全く予想していない不意打ちだったので、ストレートに打ちのめされました。そして、『私もずっと守られているんだ』とじんわり温かい気持ちになり、涙が出ました」

Q.ご自身もお子さんに、同じような言葉をかけているのでしょうか。

山田さん「恥ずかしながら、生まれた直後のシワシワな新生児のときにそのセリフを伝えた記憶しかありません…大反省です」

Q.これから、お母さまにしてあげたいことがあれば教えてください。

山田さん「大げさなことはできませんが、母のように、私からも感謝の気持ちを素直に伝えていきたいと思います」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

山田さん「『自分も子どもに伝えたくなった』と言ってくださる方が多かったです。わが母の愛情表現は、ストレートゆえに心に刺さるんだ!と実感しました」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。

山田さん「わが子たちは小学生になり、手がかからなくなってきたので、もっと小さなお子さんをお持ちの方が『自分の子も大きくなるとこんなふうに面白くなるんだ!』と楽しみにしてもらえるような内容を描いていきたいです。

また、わが子たちはとても電車好きなので、“子鉄ネタ”も少し投稿しているのですが、そちらももう少し掘り下げて、子鉄くん育児中のパパママに楽しんでいただける漫画を描きたいと考えています」

(オトナンサー編集部)

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