馬場ふみか、ソースがうまくつかず“ハンバーガー”を何個も… 中国人ヒロイン熱演
ドラマ「名もなき復讐者 ZEGEN」でヒロインを演じる馬場ふみかさんに、中国人役で意識したことや、役との共通点などを聞きました。

女優の馬場ふみかさんがヒロインを演じるドラマ「名もなき復讐者 ZEGEN」。同作は、自らを“女衒(ぜげん)”(阿部進之介さん)と名乗る男の復讐(ふくしゅう)劇を軸に、夫のために出稼ぎをする中国人女性・李雪蘭(馬場さん)、雪蘭と偽装結婚をする佐藤幸造(杉本哲太さん)の運命が交錯する、「このミステリーがすごい!」大賞でU-NEXT・カンテレ賞をサプライズ受賞した小説のドラマ化です。
オトナンサー編集部では、馬場さんにインタビューを実施。中国人役で意識したことや、役との共通点などを聞きました。
耳にしたことのなかった「女衒」
Q.原作小説は読まれましたか。
馬場さん(以下敬称略)「こないだ頂いたばかりなので、まだ読み終わっていません。ドラマと設定が違ったりするので、ドラマとは違う感覚で読んでいます。台本は一気に読んでしまいました。それぞれの抱えているものもしっかり描かれていて面白かったです」
Q.「女衒」という言葉はご存じでしたか。
馬場「全然知りませんでした。台本をもらったときに、マネージャーさんに聞いて教えてもらいました。耳にしたことがない言葉でした」
Q.オファーが来たときの感想を教えてください。
馬場「企画書から読んでいました。内藤瑛亮監督の名前を見つけ、私のデビュー作が内藤監督の作品だったので、6年ぶりに仕事をできるのがうれしかったです。中国語を話せる役者さんもいらっしゃる中、全く話せない私を選んでくださってうれしかったです」
Q.中国人の役でしたが、どんなことを意識しましたか。
馬場「中国語で話すシーンがあるので、先生をつけてもらって練習しました。1人で日本に来て働き続けているので、孤独感を意識しました。日本語も普段と話す速度を変えたりしています」
Q.李雪蘭をどのように捉えましたか。
馬場「心がきれいで愛情深い、すてきな女性だと思いました。日本に来て嫌なことがありながらも、我慢して働いています。私に近いところから役を引き寄せていきました」
Q.共通している部分はありましたか。
馬場「自分の生まれ育った場所から離れて働くという部分は、共通していると思います。私は新幹線に2時間ほど乗れば帰れますが、上京してくるという意味では近いかなと思いました。メンタル面は一緒とも、遠いとも言えませんでした」
Q.内藤監督から要望はありましたか。
馬場「なるべく、彼女の持つ孤独は表現してほしいと言われました。不思議なこだわりを持っている監督で、ご飯を食べるシーンはかなりこだわっていました。ハンバーガーを食べてソースが口につくシーンがあるのですが、うまくソースをつけられずハンバーガーをいっぱい食べました(笑)」
Q.リフレッシュにしていることを教えてください。
馬場「おいしいご飯を食べることです。仕事終わりや休みの日は、友達とおいしいご飯を食べます。ストレス解消という意味では買い物ですね。服やかばん、靴をよく買います。最近は夏物のパンツを買いました。
食べ物はお肉が好きで、焼肉やしゃぶしゃぶによく行きます。周りの女の子もお肉が好きだし、女子の方がお肉好きだなと思います。暑くて夏バテしがちなので、お肉でパワーをつけないとと思って、多いときは週3くらいで行っていました(笑)」
Q.普段、体型維持にしていることはありますか。
馬場「お肉は太らないと思って食べています。ドラマや映画の撮影が続くとお弁当を食べる生活になり、バランスが偏りがちになるので、休日はバランスのいい食事を取るようにしています。運動はジムに行ったり、走ったりするのが嫌いなので、家で筋トレや体幹を鍛える動画を見て練習しています」
Q.オフの日の過ごし方は。
馬場「お昼過ぎまでゆっくり寝て、シャワーを浴びてメークをして、着替えをして夕方に買い物に行くか、美容室に行くか、友達とご飯を食べに行きます。ダラダラした生活です(笑)寝られると思うとアラームとかかけたくないし、チャイムが鳴っても『宅急便の人、ごめんなさい。宅配ボックスに入れておいてください』と思いながら、寝続けてしまうこともあります」
ドラマ「名もなき復讐者 ZEGEN」は8月29日(毎週木曜 前0:25 ※初回は0:35)から放送。
(オトナンサー編集部)
コメント