山崎賢人、念願のアクション映画は「戦い方を変えていくのが楽しかったです」
映画「キングダム」で主演を務めた山崎賢人さんに単独インタビュー。吉沢亮さんや橋本環奈さんとの共演、アクション映画の感想などについて聞きました。

映画「キングダム」で主演を務めた山崎賢人さん(「崎」は「たつさき」が正式表記)。同作は紀元前245年、戦災孤児の信(山崎さん)と漂(吉沢亮さん)は、天下の大将軍を夢見て日々剣術の鍛錬を積んでいます。ある日、漂は王都の大臣に召し上げられ王宮に仕官へ。しかし、クーデーターが起こり、漂は致命傷を受け、王宮を追われた王・政(吉沢さん2役)を信に託し息を引き取ります。信と政は王宮を取り戻すための戦いに赴き…人気コミック原作の実写化作品です。
オトナンサー編集部では、山崎さんに単独インタビューを実施。吉沢さんや橋本環奈さんとの共演、アクション映画の感想などについて聞きました。
つかみ合うシーンで内出血やアザ
Q.原作はお好きですか。
山崎さん(以下敬称略)「大好きです。本当にストーリーが面白くて、登場人物一人一人が魅力的で、セリフもいい言葉がたくさんあって主人公たちがどんどん成長していくのも面白いです」
Q.何度か共演されていますが、吉沢亮さん、橋本環奈さんとの共演はいかがでしたか。
山崎「吉沢くんと橋本さんはすごく好きで、信頼しているので気を使わず、リラックスしていられる関係性ができています。吉沢くんとは『キングダム』を通して、熱い部分で初めていろいろ話せましたし、お芝居でも遠慮なくぶつかれました。普段は熱く話せない、あまり人に見せない部分も語り合えて、めちゃくちゃいい関係になりました。友情がさらに分厚くなりました」
Q.アクション映画をやりたいとおっしゃっていて、今回実現しましたが、実際にやられていかがでしたか。
山崎「アクションは好きです。今回は、我流で鍛えてきた信にしかできない、型にはまらないアクションを作っていくのが楽しかったし熱くなりました。信の成長していく過程もありますし、相手によって戦い方を変えていくのが楽しかったです」
Q.生傷絶えない現場だと思いますが、けがはされなかったですか。
山崎「吉沢くんと洞窟でつかみ合うシーンで、気がついたらけがをしていました。演じているときはお互い気がつかなかったんですが、お互いの爪が胸の辺りに食い込んでいて、内出血やアザができていました。アクションシーンで打撲のようなものはたくさんありましたが、痛ければ痛いほど燃えました」
Q.信と漂の関係性、信と政の関係性、それぞれ違いますが、2つの関係性の好きなところを教えてください。
山崎「漂との別れのシーンです。言葉数は少ないですが、お互いを信頼していて、相手を思っているからこそ、信は『行って来い』と言うし、漂は『オレは行くぜ』と言います。信頼関係が好きです。信と政に関しては、自分のためにやっていくぞと言い合っているけどお互いのことを信頼し、尊敬しているのがいいです。『俺は俺でやっていくぞ』みたいなのが面白いです」
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