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藤森慎吾、連ドラで風見鶏キャラ「長いものに巻かれるタイプなのでしっくりきました」

TBS系連続ドラマ「インハンド」で自身初の連ドラレギュラー出演を果たす藤森慎吾さんに単独インタビュー。作品への意気込みや見どころなどを聞きました。

藤森慎吾さん
藤森慎吾さん

 お笑いコンビ・オリエンタルラジオの藤森慎吾さんが、俳優の山下智久さんが主演するTBS系連続ドラマ「インハンド」(毎週金曜 後10:00、4月12日スタート)で、自身初の連ドラレギュラー出演を果たします。

 同ドラマは、朱戸アオ氏による同名漫画が原作。寄生虫を専門とする、無愛想でドSな天才科学者・紐倉哲(山下さん)が、次々と巻き起こる難事件を科学的な方法で鮮やかに解決していくヒューマンサイエンスミステリーです。

 藤森さんは、内閣官房サイエンス・メディカル対策室に勤める御子柴隼人役で出演。御子柴は、上司や強者になびく“風見鶏キャラ”である一方、数字に強く、調査能力にたけており、同僚の牧野(菜々緒さん)にいいように使われながら調査に協力します。

 オトナンサー編集部では、藤森さんに単独インタビューを実施し、作品への意気込みや見どころなどを聞きました。

表情や動きを入念に打ち合わせ

Q.ドラマ出演が決定した心境を教えてください。

藤森さん(以下敬称略)「普段お会いできない役者さんと一緒にお仕事ができて、現場の環境や撮影方法もバラエティーとは別物ですので面白いです。せりふのタイミングや表情、動きなどを入念に打ち合わせするのも新鮮で、どこまで監督のイメージに近づけているのか楽しみながら演じています」

Q.御子柴は風見鶏キャラということで、チャラ男とは別物ですね。

藤森「これまでドラマや映画で使っていただいたときは、チャラい軟派な役が多かったのですが、今回はそういう要素は全くありません。上司やその時々の力ある人になびいて、人の表情をうかがいながら良いポジションを築くキャラクターです」

Q.「表情をうかがう」という意味では、バラエティーに通じる部分もあるのでしょうか。

藤森「確かに、バラエティーはその連続かもしれないですね。MCの方がどのように番組を進めようとしているのか、空気の読めない方をどうやって落ち着かせようかなど、台本がなく風見鶏をしているのがバラエティーだとしたら、台本があって風味鶏をしているのが『インハンド』。その意味では、リンクしていますね。割と僕自身、長いものに巻かれるタイプの人間なのでしっくりきました(笑)」

Q.ドラマでの藤森さんの見どころを教えてください。

藤森「サイエンス・メディカル対策室のメンバーが繰り広げるお芝居は、テンポ感があって、会話の中から人間関係も演出されています。光石研さん演じる網野室長は、とにかくもめ事が嫌い。逆に、菜々緒ちゃん演じる牧野はバリバリの上昇志向で、一つでも多く成果を出そうとします。僕は、そんな2人の板挟みになりながら、場合によって室長と牧野さんとで態度を変えていて、その関係性や雰囲気が見どころですね」

Q.クスリと笑わせてくれるような場面も期待してよいのでしょうか。

藤森「監督もそのつもりで撮っていらっしゃると思います。皆さんに面白がってもらえたらうれしいですね。もちろん、難事件を解決していく面白さが作品の醍醐味ですので、芯を食った重要なパートは、山下さんと濱田岳さん、菜々緒ちゃんたちがビシッと締めてくれていますよ」

(オトナンサー編集部)

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