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高級外車から仕事ゼロ、チャラ男、相方との距離…オリラジ藤森慎吾が歩んだ14年の軌跡

4月12日スタートのTBS系連続ドラマ「インハンド」で、自身初の連ドラレギュラー出演が決まった藤森慎吾さんに独占インタビュー。オリエンタルラジオとしての活動を振り返ってもらいました。

藤森慎吾さん
藤森慎吾さん

 2004年に中田敦彦さんとお笑いコンビ・オリエンタルラジオを結成した藤森慎吾さん。リズムネタ「武勇伝」で一世を風靡(ふうび)した後、仕事がない期間を経験しながらも、“チャラ男”キャラやダンス&ボーカルユニット「RADIO FISH」など次々と話題を生み、芸能界の第一線で活躍し続けています。

 4月12日スタートのTBS系連続ドラマ「インハンド」(毎週金曜 後10:00)で、自身初の連ドラレギュラー出演が決定するなど順風満帆のように見える藤森さんですが、自身の仕事ぶりについて「安定なんてないと思っています」と語ります。

 オトナンサー編集部では藤森さんに独占インタビューを実施。ドラマの放送開始を前に、オリエンタルラジオとしての活動を振り返ってもらいました。

自分らしさ追求し“チャラ男”キャラへ

Q.ご自身初の連ドラレギュラー出演が決まりました。心境を教えてください。

藤森さん(以下敬称略)「本当に光栄ですよ。(演技とバラエティー)両方のお仕事をさせてもらえてすごく楽しいですね。以前はドラマ出演なんて、全く考えもしなかったことですから」

Q.デビュー以降、さまざまな話題で世間をにぎわせています。「武勇伝」でブレイクした当時を振り返っていかがですか。

藤森「2005年にデビューして、2年目でゴールデン番組や帯番組を持たせてもらえて…。とんでもないスピード出世と言われていましたね。番組もお金もあって、良いマンションに住んだり、高級外車に乗ったりと派手な生活をしていましたが、『自分たちで成し得たものなのかな』と疑問で不安しかありませんでした(笑)」

Q.当時の派手な生活から、チャラ男キャラが誕生したのでしょうか。

藤森「仕事がなくなった2008~2009年ごろは焦っていました。『このままじゃ嫌だ』という思いから、自分らしさ見つけなきゃなと考え、日々の生活の中からヒントをもらって、思い至ったのがチャラ男でした。テレビで脚光を浴びるようになったのは2011年ごろですかね。元々、性格が軽くて明るいのですが、実績がないとチャラ男がうそになってしまうので、キャラクターを最大限デフォルメするために、クラブに出かけたり、女の子にプレゼントばらまいたりと、エピソードを作ろうとしていました。今は結構、地味な生活です(笑)」

Q.チャラ男を演じている部分もあるということでしょうか。

藤森「それもありますが、5割以上は自分の中にあるものです。タレント業はキャラクターだけでは生きていけませんが、一つの要因として、自分が持っているものをいち早く理解して受け入れて、それを伸ばす作業を成功させた人が、それなりのポジションにいると思っています」

Q.「RADIO FISH」を結成するなど音楽活動もされています。きっかけを教えてください。

藤森「チャラ男のブレイク期間が終了して、少しパワーダウンしていました。相方は子どもが生まれて育児などをしていましたが、『オリラジとして何か欲しい』という話になったんです。そこから、試行錯誤して出来上がったのが、リズムネタの形を変えた『PERFECT HUMAN』でした。ここで、オリラジというコンビの特性がはっきりしましたね。ただ、それまでもいろんなことに挑戦していて、ダメだったことはたくさんあります。その中の一つが当たっただけということ。いろいろとやり続けてきたのは大きいですね」

Q.正統派の漫才をされていた時期もありましたね。

藤森「そうなんです。でも、M-1の決勝に行ったこともないので、世間の人はほとんど知らないと思いますよ。キングオブコントにも出ましたが全然…。オリラジの共通意識は、見当違いなことに時間を割かず、無駄な努力をしないこと。一番得意なことを探すことに専念して、結局、(武勇伝以降は)避けていたリズムネタや歌に行き着きました。今後、僕らが漫才をやることはないでしょうね。皆さん、漫才なら霜降り明星や和牛さんとかの方が見たいでしょうから(笑)でも、負けを認める勝ち方もあるとポジティブに考えています」

Q.ピンでの活躍も目立ちますが、中田さんのお仕事のことはご存じですか。

藤森「あっちゃん(中田さん)が今やっているビジネスのことに関して、細かいことは分かりませんが、相方っぽくて、楽しそうにやっているなという印象です。お金もうけをしたいわけではないはずですよ。ただ、常に何かを打ち出していないと死んじゃう人です。あっちゃんに普通の生活はできない(笑)僕はそういうタイプではないですが、コンビでもモチベーションの上がり方は違っていて、だからこそ面白いです」

Q.コンビとしての相性はいかがでしょうか。

藤森「いいと思いますよ。何よりコンビの仕事が楽しい。週に2~3回は会いますし、以前より一緒にいる機会が少なくなった分、お互いのことを求めているんでしょうね。昔は、顔も見たくない時期もあって、特に武勇伝のブレイクが終わって仕事がなかったときは、とにかくフラストレーションと不安だけがたまって険悪でした。いい関係になったのは、ここ4~5年くらい。それぞれが自信や余裕を持ち始めて、尊敬し合えるようになってきたのかもしれません」

Q.今回のドラマ出演について、中田さんは何かおっしゃっていましたか。

藤森「すごく喜んでくれています。『向いていると思う』と、演技のお仕事に対しても、前向きに応援してくれていますよ」

 連続ドラマ「インハンド」は、朱戸アオ氏による同名漫画が原作。寄生虫を専門とする無愛想でドSな天才科学者・紐倉哲(山下智久さん)が、次々と巻き起こる難事件を科学的な方法で鮮やかに解決していくヒューマンサイエンスミステリー。4月12日初回放送。

(オトナンサー編集部)

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