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授乳拒否して嘔吐…息子が腸重積になって焦った体験漫画 「勉強になった」と反響続々

息子が腸重積を発症した出来事を描いた漫画が話題に。下痢が完治しつつある息子がぐったりしているのに気付いた母は…。

息子が腸重積を発症した出来事を描いた漫画のカット=ハハのつぶやき(@ninputweet)さん提供
息子が腸重積を発症した出来事を描いた漫画のカット=ハハのつぶやき(@ninputweet)さん提供

 息子が腸重積を発症した出来事を描いた漫画がSNS上で話題となっています。下痢が完治しつつある息子がぐったりしているのに気付いた母。その後、息子が泣きわめいたため、授乳を試みますが拒否され…という内容で「よくなってよかった」「この病気を知らなかった」「勉強になった」「わが子も腸重積になった」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

腸重積の経験を役立ててほしい

 この漫画を描いたのは、ハハのつぶやき(ペンネーム、34)さんです。現在は育休中で、子育てをしながら漫画やイラストを描いています。8カ月の息子がいます。

Q.漫画やイラストを描き始めたのは、いつごろからでしょうか。

ハハのつぶやきさん「2017年10月からです。当時は息子を妊娠中でしたが、さまざまな気持ちを吐き出す場所が欲しくて描き始め、ツイッターやインスタグラムに投稿するようになりました」

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

ハハのつぶやきさん「私の体験を役立てていただきたいと考えたからです。私も以前、ツイッターで別の方の体験談を読んだことがあり、そのおかげで冷静に対処できました」

Q.息子さんが腸重積を発症したのは、いつごろですか。

ハハのつぶやきさん「2018年12月です」

Q.腸重積だと分かったとき、どう感じましたか。

ハハのつぶやきさん「以前子どもの病気に関する本を読み、腸重積のことを知りました。当初はまさかと思っていましたが、実際に血便を見てこれは腸重積かもと思い、大変ショックを受けました。

病院まで車を走らせている間は、治療が間に合いますようにと祈る気持ちでした。お医者さんの診断を受けたときは、『やっぱり』という、どこか腹をくくった気持ちと同時に、お医者さんに治してもらうだけだという、妙な安心感もありました」

Q.医師から発症した原因を聞きましたか。

ハハのつぶやきさん「胃腸炎などでリンパが腫れ、そこが引っかかって、腸が重なってしまったのではないかと言われました」

Q.腸重積を見分けるポイントは。

ハハのつぶやきさん「経過観察するために入院させた際、『便に血が混じっていないか』『間欠的に機嫌が悪くなったりしないか』『おっぱいをいつも通り飲むか』『嘔吐(おうと)がないか』などを見てくださいと言われました」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

ハハのつぶやきさん「多くのお見舞いの言葉を頂きました。ご自身やお子さんが腸重積になったという方もかなりいらっしゃいました。腸重積という病気自体を知らなかった方もいたようで、『いざというとき、気付けるので助かる』と言っていただきました」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。

ハハのつぶやきさん「復職後も、イラストや漫画、おもちゃ作りなどを、気の向くままに続けられればと思っています」

(オトナンサー編集部)

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ハハのつぶやき

2018年4月に長男を出産。主に育児に関する漫画やイラストを制作し、ツイッターやインスタグラムに投稿している。

【ツイッター】
https://twitter.com/ninputweet
【インスタグラム】
https://www.instagram.com/ninputweet/

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