オトナンサー|オトナの教養エンタメバラエティー

【地名】「おぎ」「そうさ」→地元民以外は漢字で書けない!? 「書けそうで書けない市」ランキング1位は?

ウェイブダッシュが「漢字で書けそうで書けない市」ランキングを公開しました…1位は?

「漢字で書けそうで書けない市」ランキング
「漢字で書けそうで書けない市」ランキング

 地域応援サイト「生活ガイド.com」を運営するウェイブダッシュ(東京都千代田区)が「(漢字で)書けそうで書けない市ランキング」の結果を公開しました。

 調査は2024年10月16日から12月7日、10〜80代の同社サイト会員を対象に実施。計134人から有効回答を得ています。

2位は「そうさ市」→「匝瑳市」

 同社の運営事務局が、日本全国の「漢字で書けそうで書けない市名」を選出し、同社会員にクイズ形式で出題した結果、3位は佐賀県の「小城(おぎ)市」、2位は千葉県の「匝瑳(そうさ)市」でした。そして、1位は鹿児島県の「曽於(そお)市」という結果になりました。

 回答者からは「聞いたことはあるが、漢字では書けない都市がほとんどだった」(40代女性)、「遠方の地名はなじみがなく、聞いたこともない市名もあった」(30代男性)といったコメントが寄せられたとのことです。

 調査結果を受け、同社は「1~5位にランクインした自治体は、21世紀になってから生まれました。これが特に地元ではない方々には難易度が上がった要因と思われます」と分析しています。

 なお、1位の「曽於市」は曽於郡にある末吉町・大隅町・財部町の3町が2005年7月1日に合併して誕生。「曽於」という名前の由来の一つとして、大和朝廷に抵抗した「熊襲(くまそ)」と呼ばれる人たちの土地であったことから「襲国(そのくに)」や「曽国(そのくに)」と呼ばれ、これが「曽於」という地名として定着していったという説があるということです。

 1位となった鹿児島県曽於市商工観光課の担当者は「『書けそうで書けない市ランキング』1位に選んでいただきありがとうございます。『曽』『於』の二文字はどちらも口頭で伝えることが難しく、漢字を聞かれた際、『曽』は木曽地方や芸能人のギャル曽根さん、『増』の土がないものなどでお伝えしておりますが、『於』は今でもスムーズにお伝えすることができません。よいアイデアをお持ちの方がいましたら、ぜひ教えてください。また、今回1位に選ばれたことで、少しでも多くの方に曽於市を知っていただければ幸いです」とコメントしています。

(オトナンサー編集部)

【1~10位】もはや読むのも難しい!? 「書けそうで書けない市ランキング」TOP10を見る(画像40枚)

画像ギャラリー

コメント