1位は「4万6000円」! JR中央線沿線の「家賃相場が安い駅」ランキング発表 対象は“東京都内”の駅
リクルートが、JR中央線沿線の「家賃相場が安い駅」ランキングを発表。1位に選ばれた駅の家賃相場は「4万6000円」です。

リクルート(東京都千代田区)が運営するニュースサイト「SUUMOジャーナル」が、JR山手線と並んで東京を代表する路線といえるJR中央線の「家賃相場が安い駅ランキング」を発表しました。
“住みたい街”吉祥寺駅は14位
対象となる駅は、不動産サイト「SUUMO」に掲載されている中央線沿線(東京都内)の駅(掲載物件が11件以上ある駅に限る)。対象物件は、駅徒歩15分以内のシングル向け賃貸物件(10平米以上~40平米未満、ワンルーム・1K・1DK。定期借家を除く)。データ抽出期間は2022年8月〜10月で、同期間に掲載された賃貸物件の管理費を含む月額賃料から中央値を算出しています(3~18万円で設定)。
2位は「西八王子駅」(東京都八王子市)。家賃相場は5万1000円です。駅には「セレオ西八王子」が併設され、食料品店やドラッグストア、飲食店があります。駅の北口側と南口側どちらにも複数のコンビニが点在する他、南口から徒歩3分ほどの場所にはスーパーや100円ショップなどを備えた「コピオ西八王子駅前」もあり、1人暮らしの日常の買い物には十分な環境といえます。
そして、1位となったのは「高尾駅」(東京都八王子市)で、家賃相場は4万6000円でした。同駅はJR中央線のうち、東京都内の最西端。しかし、通勤特快に乗れば新宿駅まで4駅(約47分)、東京駅まで8駅(約1時間1分)と比較的早く到着できます。ほとんどの便が同駅始発なので、座りやすい点も魅力です。
また、同駅には京王高尾線も乗り入れており、駅にはスーパーや書店、飲食店などを抱えるショッピングモールが併設されています。駅南口を出て東に進むと、100円ショップやスーパー、ホームセンターがあり、さらにその先には多彩な店舗がそろうショッピングモールも。ファストフード店やリーズナブルな食堂など、1人でふらりと入りやすい飲食店が駅周辺に点在している点もうれしいところです。
ちなみに、同路線の中でも知名度が高い駅といえば、同社が毎年調査している「SUUMO住みたい街ランキング(首都圏版)」で、2018年~2021年は3位、2022年は2位に輝いた「吉祥寺駅」(東京都武蔵野市)です。商業施設が充実し、少し歩けば緑豊かな「井の頭恩賜公園」もある人気の街ですが、家賃相場は7万6000円で14位という結果に。今回のランキングトップ3に比べるとやはり高めの家賃相場となっていますが、同社は「便利な街の恩恵にあずかりつつも家賃が抑えられる、吉祥寺にほど近い駅に住むのも一案」とし、例として同駅から高尾方面へ2駅目の「武蔵境駅」(東京都武蔵野市)などをお勧めしています。
(オトナンサー編集部)
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