自由過ぎるカナダのスーパー 日本とはあまりにも違う“レジ対応”現地では普通のこと? 「まさにあるある」
カナダで体験した自由なレジ対応を描いた漫画が話題に。カナダのスーパーでは、レジの店員さんに商品の値段や食材の名前を聞かれることも多く…。

カナダで体験した自由なレジ対応を描いた漫画がSNS上で話題となっています。日本のスーパーのレジ対応との違いに驚いたというカナダ在住の女性。カナダのスーパーでは、レジの店員さんに商品の値段や食材の名前を聞かれることも多く…という内容で「分かります!」「まさにあるある」「自由過ぎますよね」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
場所が変われば店員の対応もそれぞれ
この漫画を描いたのは、カナダ在住のエイゴデキン(ペンネーム)さん(30代)です。カナダでの暮らしを漫画にしてインスタグラムで発表しています。
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
エイゴデキンさん「日本ではあり得ないことが多く驚いていたのですが、漫画にしたら面白いのではないかと思い、今までの経験をまとめてみました。カナダのレジ対応が悪いということではなく、場所が変われば店員さんの対応もそれぞれで面白いよね、という考えです」
Q.レジでは毎回このような対応なのでしょうか。
エイゴデキンさん「毎回ではなく、ときどきあるという感じです。日本だと分からないことがあれば、スタッフ同士で確認すると思うのですが、カナダではまず目の前にいるお客さんに聞くようです。慣れた今でも、その発想は謎です。『知ってるかもしれないから、取りあえず聞いてみよう』という感じなのかもしれないです」
Q.お客さん側は、どのような対応をしているのでしょうか。
エイゴデキンさん「『代わりの商品を取ってきて』と言われたときに、取りに行かないと『買う意思がない』と判断されてしまうと思うので、私は取りに行くようにしています。値段を聞かれて分からないと答えたときは、スタッフ同士で確認したり、チラシなどを見たりして確認してくれます。コメントでは、あらかじめ商品タグの写真を撮っておき、質問されてもいいように対策している方がいて驚きました!」
Q.カナダのレジでのやりとりには慣れましたか。
エイゴデキンさん「基本的には『袋は必要か』『ポイントカードを持っているか』『何で支払うのか』を聞かれるだけなので慣れました。ただ、漫画のようにそれ以外のことを聞かれるとまだ焦ります」
Q.カナダのレジでいいなと思うことはありますか。
エイゴデキンさん「レジが混んでいても、誰も焦りやいら立ちを感じていないのはいいなと思います。カナダのスーパーはサッカー台がないので、レジでそのままお客さんが袋詰めをするのですが、そのときも『今、袋詰めしてるから待っててね』という雰囲気が全体に浸透しているので、お客さんも焦らずに袋詰めができます」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
エイゴデキンさん「カナダのレジでは“あるある”なようで、共感のコメントを頂きました。また、白菜や大根は名前を聞かれることが多いようで『私も聞かれた!』とコメントがありました。調理方法を聞かれたり、おいしいかどうか聞かれたり…とても自由ですね」
(オトナンサー編集部)
日本人は自由の本当の意味を知らない。
店員が全部やってくれて私は何もしなくていい自由が日本人。
できる誰かがやればいい自由が海外。