閉めるつもりはないのに…誰もが経験エレベーターあるある 一目で分かる開閉ボタンがあった 「私もよく間違えます」
エレベーター内でのあるあるを描いた漫画が話題に。ドアの開け閉めをするとき、ある日、女性が見つけた分かりやすいボタンとは…。

エレベーター内でのあるあるを描いた漫画「エレベーターのドア開閉ボタン」がSNS上で話題となっています。エレベーターのドアの開け閉めをするとき、焦っていると押すボタンを迷ったり間違えたりしてしまいがち。ある日、女性が見つけた分かりやすいボタンとは…という内容で「私もよく間違えます」「同じ人がいたー!」「反射的には押せません」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
パッと見では判断できない
この漫画を描いたのは、渡部アキ(ペンネーム)さんです。ダンス講師、レシピライター、イラストレーターとして活動しており、インスタグラムとブログ「AKIZAKKI(アキ雑記)」でエッセー漫画を発表しています。子どもの頃から絵を描くのが好きで、妊娠を機に漫画を描き始めました。
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
渡部アキさん「『あける・しめる』のボタンを見つけたときに、この漫画を描こうと思いました。ちょっと前に英語表記の『OPEN・CLOSE』を見つけたばかりだったので、鮮明に記憶に残ったのだと思います」
Q.パッと見たとき、漢字やマークは判断しにくいですね。間違ってしまったこともありますか。
渡部アキさん「何度もあります。特に誰かが乗ろうとして来られた際、慌てて開けようとしたら間違って閉めてしまい、入って来られた方に閉まるドアが当たってしまったときは焦りました…。急いでいるときほど正しい判断がとっさにできず、冷静なときには間違えないはずの開閉ボタンを押し間違えてしまうんですよね」
Q.確かに「あける」「しめる」のひらがな表記は分かりやすそうですね。渡部さんの中ではこれがベストだと思いますか。
渡部アキさん「ひらがな表記がベストだと思います。大人だけでなく子どもにも分かりやすいですしね。ただ、『あける』『しめる』で語尾の“る”が同じだから間違えてしまうかも、というコメントも頂いたので、『ひらく』『とじる』など、全く違うひらがなが並ぶ表記もいいかなと思います。
『OPEN・CLOSE』の英語表記も分かりやすかったです。お年寄りには英語は分かりにくいかも、というコメントもありましたが、海外の方にも分かりやすいので、こちらも広まってほしいですね」
Q.開閉ではないですが、下の階に降りようと乗り込んだら上の階に行ってしまった…という経験はありませんか。
渡部アキさん「何度もあります(笑)ちゃんと確認していなかったときに、来たエレベーターにフラッと乗ってしまって、動き出してから焦る…という経験は今でもよくあります」
Q.他に、何かエレベーターで起こったエピソードなどはありますか。
渡部アキさん「ハプニングではないのですが、『1・3・5・7』と奇数階にしか止まらないエレベーターに乗ったことがあります。あるマンションのエレベーターだったのですが、私は6階に行きたかったので、エレベーターに乗ってボタンを見た瞬間に固まってしまいました(笑)
ちなみに、5階で降りて階段で6階に行ったのですが、それが正解だったようで、そのマンションの偶数階の住人の方は、目的階の上か下かで降りて階段を使うと教えてもらいました。あのときは珍しいなあと思いました」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
渡部アキさん「エレベーターの開閉ボタンについては、私同様に皆さま思うところがあったようで、たくさんの共感のコメントを頂きうれしかったです」
(オトナンサー編集部)
コメント