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長澤まさみさんは注文されれば燃えてくる女優 映画「嘘を愛する女」中江和仁監督インタビュー

長澤さんは「注文されれば燃えるタイプ」

Q.長澤さんをヒロイン・由加利にキャスティングしたのはなぜですか。

中江監督「CMでも仕事をしたことがあり、オファーさせていただくことになりました。今回、長澤さんをキャスティングしたことで、当初設定していた主人公の年齢から30代へと若くなりました。ほかも変えなければならなくなるリスクもありましたが、長澤さんが演じるのであれば、設定を変えてもそれ以上の作品にできるのではと感じていました」

Q.高橋さんについてはどうでしょうか。

中江監督「長澤さんの相手は誰がよいかと、私にとっての一般代表である嫁に相談したところ『高橋一生』と言われ、彼と仕事をしてみたいという気持ちもあり、『(桔平のイメージに)合っているな』と思いました。プロデューサーも高橋さんがよいと思っていたようで、意見が合い、オファーに至りました」

Q.長澤さんと高橋さんの印象をお願いします。

中江監督「長澤さんはCMで仕事をしてよく知っていましたが、高橋さんと仕事をするのは初めてでした。芝居のアプローチを知りたくて、クランクイン前日に10項目くらいの設定をそれぞれに渡し、長澤さんと高橋さんにアドリブで演じてもらいました。長澤さんは積極的な演技を、高橋さんは居心地の悪そうな演技をしてくれ、劇中にあるような雰囲気が分かり、この距離感で正解だと思いました。長澤さんは注文されれば燃えてくるタイプの女優さんで、現場でも『どんどん言ってください』とおっしゃっていました。高橋さんはカメラのセッティングの時なども控え室に戻らず、ずっと残っていましたが、心は遠くにいるように役の雰囲気をずっと出されていました」

Q.川栄李奈さんもなかなか印象的な役柄でした。

中江監督「心葉は、純然たるかわいい子ではなく少し変わった子にしたいと思っていました。衣装合わせの時に演技をしてもらったのですが、天才的なひらめきタイプで完璧に演じ、『この人、すごい』と思いました。彼女については特に演技について要求することはありませんでした。彼女の面白いところは、カメラが回っている時は存在感をすごく発しているのに、カメラが回っていないところでは、ゴスロリ衣装を着ていても、スタッフが気が付かない時もあるくらい発しているオーラが変わるんです(笑)」

Q.映画を楽しみにしている方々へ、ひと言をお願いします。

中江監督「特定の相手に自分がどういう気持ちで向き合っているか、映画を見て少しでも振り返ってもらえるとうれしいです」

(オトナンサー編集部)

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