外食は妻=洋食とワイン、夫=和食と日本酒 好みがことごとく合わない夫婦でも…「素晴らしいです」
何をするにも好みが合わない夫婦を描いた漫画が話題に。外食は、妻が洋食と言えば、夫は和食と言い、宿泊施設などもことごとく好みが合わない夫婦ですが…。
何をするにも好みが合わない夫婦を描いた漫画がSNS上で話題となっています。外食は、妻が洋食と言えば、夫は和食と言い、宿泊施設などもことごとく好みが合わない夫婦。それでも、夫婦生活は20年の長きに及び…という内容で「素晴らしいです」「うちもこんな感じです」「全然違うのに無理のない雰囲気」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
この漫画を描いたのは、たにみち(ペンネーム)さん(49)です。日常の出来事や日々の記録をインスタグラムやブログ「たにみち日記*平凡すぎる日々のこと*」で発表しています。
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
たにみちさん「小さい頃から絵を描くのが好きで、漫画のキャラクターなどをよく描いていました。それ以降は全く描いていなかったのですが、以前の仕事で挿絵を描いたことがあり、それからまた、趣味でイラストを描くようになりました」
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
たにみちさん「いつも、日常の出来事を描いているのですが、今回も夫と何気なく話した内容です。私たちには自然なことでも、例を挙げてみたら、意見の違いがありすぎて、これで20年はすごいよねとお互いに思ったので漫画にしました」
Q.意見が合わないときは、どのように決めているのですか。
たにみちさん「たいがいはお互い妥協しますが、どちらかが譲った際は、その次は譲ってもらうという感じです」
Q.出会った当初から、このような感じだったのでしょうか。
たにみちさん「そうですね。最初はあまりにも感覚が違うので新鮮でした。思いもよらない反応が面白かったです。出会った当初はお互いに、今よりは相手に合わせていたと思います」
Q.日常生活で、意見が合わなくて困ったことはありますか。
たにみちさん「それほど困ったことは起こっていないように思います。お互い、考え方が違う前提でいますので、分かってもらおうというよりは、折り合いをつける方向で自然に話がまとまる感じです。他に、私が意見を伝えるときは、なるべく感情的にならないように気を付けています」
Q.逆に、これだけは意見が一致するという事柄は。
たにみちさん「おいしいものを食べに行くことでしょうか。おいしいお料理とお酒が好きという部分は一致しています」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
たにみちさん「『わが家もこんな感じです』という意見や『こんなに違うのにすごい』という感想を頂きました。どこのご夫婦でも、考え方の違いはあると思いますが、やはり、うちは違いすぎるのかもしれないと思いました」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。
たにみちさん「はっきりとした目標は今のところないのですが、創作を続けたり、発信していくことで、新たなご縁に結びついたらいいなと思っています。あとは、イラストももっと上手になるよう練習したいです」
(オトナンサー編集部)
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