どうしたらこんな子に育つ? 親を出せ! “マスク”のつけ方を言ってきた美容師さんが「めっちゃいい子」
美容師さんとの会話で感動した出来事を描いた漫画が話題に。髪の毛をさっぱりしようと、4カ月ぶりに美容室に行った女性でしたが…。

美容師さんとの会話で感動した出来事を描いた漫画がSNS上で話題となっています。髪の毛をさっぱりしようと、4カ月ぶりに美容室に行った女性。マスクをしていましたが、美容師さんから、「ずれないようにゴムを交差させてください」と頼まれ…という内容で「すてきなお話」「なんだかウルウルしました」「めっちゃいい子」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
忘れたくない美容師さんとの会話
この漫画を描いたのは、主婦の蜂田ハチ子(ペンネーム)さんです。インスタグラムやブログ「蜂田ハチ子のぶんぶん空飛ぶろぐ」でエッセー漫画などを発表しています。
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
蜂田さん「担当の美容師さんの言葉にビビビッ!と来たからです。この会話を忘れたくないし、ぜひ、皆さんにもシェアしたいと思い、漫画にしました」
Q.お互いにマスクオフの顔は知らないのでしょうか。
蜂田さん「ちょうど、コロナが中国で流行しているというニュースが出ていた頃、この美容室を見つけて通い始めました。なので、お互い、素顔はほとんど見ていないです」
Q.美容室以外に、どういう場所でマスクを外すと恥ずかしくなりますか。
蜂田さん「カフェでマスクを外すときは妙に緊張します。周りを見渡すと、皆さんもマスクを外す瞬間はちょっと恥ずかしそうにしていますね。若い子がマスクのことを『顔パンツ』と表現しているらしいですが、確かにと思いました。見られてはいけないところを露出している気分です」
Q.美容師さんの言葉を聞いたときのお気持ちは。
蜂田さん「シンプルに『あ、すてきな人だ』と! 美容師としてこれまで、たくさんのお客さまの顔を見てきて、お客さまとの1対1の時間を大切にしてきたんだろうなと思いました。そうでないと、なかなか言えない言葉だと思います。あと、絶対にご両親はいい方だろうなって(笑)」
Q.この美容室には通い続けるつもりでしょうか。
蜂田さん「転勤族なので、いつまで通えるか心配ですが…ここにいる限りは通い続けます! 以前は娘の七五三のセットをしていただきましたよ。かわいくしてもらって、娘も大満足でした」
Q.マスクを外した顔を知らない…という知人友人はいますか。
蜂田さん「います! 3年ほど前に転勤してきたので、ほとんど素顔を知らない方ばかりです。先日、ママ友の家に招いてもらったのですが。お互い、素顔を知らないまま、時間がたっていたので、本当に恥ずかしかったです。お互い、『私、実はこんな顔なんです…』と改めて自己紹介しちゃいましたね(笑)」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
蜂田さん「『ほんわかしました』『心が洗われました』などと言っていただきました。私も同じ気持ちです。『私はマスクをした方が若いと言われました』というコメントも来ましたよ。それも“あるある”ですよね」
Q.現在、取り組んでいる創作活動は。
蜂田さん「2021年後半はあまり、創作活動ができませんでした。2022年は、今回の漫画のように、自分がすてき!面白い!と思ったことをどんどん描いていきたいと思っています。今後ともよろしくお願いします!」
(オトナンサー編集部)
ほんと。今どきの子って優しい。だいぶ気を使ってくれるのかしら。頼りになるし、優しい子が多いイメージがする。いつもありがとうって、おばちゃん思っています。