ゴム伸びた靴下、サイズ合わない下着…ごみ箱に布類があると必ず拾い上げる夫の性分 「うちの母も」
ごみ箱に布類が入っているときの夫婦のやりとりを描いた漫画が話題に。ある日、ごみ箱に捨ててあった靴下を拾い出してきた夫。また別の日にも…。

ごみ箱に布類が入っているときの夫婦のやりとりを描いた漫画「お父さんは心配症!?」がSNS上で話題となっています。ある日、ごみ箱に捨ててあった靴下を拾い出してきた夫。また別の日にも、息子のサイズアウトした下着をごみ箱で発見し…という内容で「物を大事にしていてすごい」「うちの母も一緒です」「私も捨てたものを拾われました」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
物が捨てられない性格?
この漫画を描いたのは、イラストレーターとして活動している、のぶやん(ペンネーム)さんです。日常の出来事を漫画にして、インスタグラムで発表しています。ブログ「ゆるっとかぞく旅行をたのしもう」では、子ども連れで行った旅行のことなどをつづっています。
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
のぶやんさん「イラストは20歳で勤め始めたデザイン事務所で、商用として描いていました。漫画を描き始めたのは、インスタグラムを始めた2021年7月からです。はじめは過去のイラスト作品をインスタグラムにアップしていましたが、あれこれとイラストをアップするうちに漫画という形でも発表するようになりました」
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
のぶやんさん「夫のイラっとする行動も、漫画にすると笑いに変換されるので、漫画に描くことにしました」
Q.旦那さまは、どんな気持ちでごみ箱を確認しているのですか。
のぶやんさん「ごみを捨てようとしたときに目についた…といった感じで、布類が捨ててあるかどうかを確認しているわけではないようです。布類はたいてい、リサイクルに出しているので、ごみ箱に布類が捨ててあると『もしかして、間違って入ってしまったのかな?』という気分になるようです」
Q.旦那さまは昔から、物を大事にする性格なのでしょうか。
のぶやんさん「物を大事にする…というより、物が捨てられない性格なのかもしれないです。結婚するまで1人暮らしをしていた夫の家は、昭和の家電や家具であふれていました。結婚当初、いつの時代の?という服もたくさんあり、大量に処分しました」
Q.旦那さまが布を捨てる基準はあるのですか。
のぶやんさん「靴下もパンツも伸びたくらいでは捨てず、基本、破れるかスケスケになったら捨てています。なかなか捨てないので、私が勝手に判断して処分したり、服をリサイクルショップに持って行ったりしていますが、本人は気付いていません。執着はないようです」
Q.その他、旦那さまが物を大事にするエピソードがあれば教えてください。
のぶやんさん「夫は50代前半ですが、中学校時代に使っていた文房具を今も使っています。わが家のホットプレートは夫が独身の頃から使っているのですが、製造年月日をみたら、1993年製でした! 30年近く使っていると思うとすごいですね…」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
のぶやんさん「夫の布愛のハンパなさに笑いや驚きの声が多かったです。『うちの夫も同じ』『実家の母が同じ』など共感される方もいました。他に『布を捨てるときは紙に包んで分からないようにしたら?』というアドバイスも頂きました」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。
のぶやんさん「独身時代にバックパッカーであちこち旅をしていたときのことや、子連れで海外旅行をしたときの体験談などを漫画にしていきたいです。他にも漫画やイラストだけでなく、大きな絵画にも挑戦してみたいです」
(オトナンサー編集部)
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