服を買い集めてクローゼットは山、なのに着る服がない…でもまた買いたい…そのとき夫は?
毎朝、着る服を選ぶときの様子を描いた漫画が話題に。たくさん服は持っているはずなのに、毎朝、服選びに苦労している女性は…。

毎朝、着る服を選ぶときの様子を描いた漫画「毎朝、思うこと」がSNS上で話題となっています。たくさん服は持っているはずなのに、毎朝、服選びに苦労している女性。気に入って買った服もなぜか、一度も着ておらず…という内容です。作者の女性に聞きました。
女性なら経験している人が多いのでは…
この漫画を描いたのは、韓国語講師・イラストレーターとして活動しているtokky(ペンネーム)さんです。日常の出来事などを漫画にして、インスタグラムで発表しています。
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
tokkyさん「子どもの頃から絵が好きで、ずっと描き続けてきました。20歳で来日し、外国人として日本で経験したことや、普通の主婦の日常をインスタグラムで発信したいな~とずっと思っていました。子どもが小学生になり、自分の時間がつくれるようになったので、今年から、イラストとコミックエッセーを描き始めました」
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
tokkyさん「毎年、服を買っているのになぜか、着る服がない。去年は一体、何を着て過ごしていたんだろう。お店ではすごく気に入って買った服なのに、一度も着ないで放置している服が多い…など、結局は『買い物がしたい!!』という思いを漫画にしました。ここで大事なのは、端っこに出てくる呆れた夫の姿です(笑)」
Q.毎日の服はどう選んでいるのですか。
tokkyさん「服選びは悩むのですが、できれば、1週間の服装はかぶらないようにしています。韓国語の仕事がある日はフォーマルな服装をする、といったことは決めていますが、それ以外は基本的にシャツにスラックス、スニーカーといったクラシックカジュアルを好んで着ています」
Q.服を購入するときはどうやって選んでいるのでしょうか。
tokkyさん「ひとめぼれしたものを選ぶことが多いのですが、他の服に合わせやすい無難な色の服をよく選んでいます。好きなブランドはいくつかありますが、それは余裕があるときに買い、よく着る服はファストファッションのものからも選んでいます」
Q.服選びで一番困ることは。
tokkyさん「サイズ感にいつも悩みます。例えば、このサイズは着られるけどぴったりすぎる…ワンサイズ大きくするとちょうどいい感じだけど、微妙に大きくて、フィット感が気に入らない…といった感じです。いつも痩せるかもしれないと1人で妄想して、『もし痩せたら大きくなるから』とぴったりすぎるサイズを選んでしまうのですが、一度もちょうどいいサイズにはなっていません(笑)」
Q.服選びがスムーズにいくように対策していることはありますか。
tokkyさん「特に対策はしていません…なので、服はあふれているのに着る服はないという…夫に怒られないようにこっそり、服を買ったりします。でも、いつも結局バレます」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
tokkyさん「『あるあるだね!』って感じですね。女性なら誰もが経験していると思います」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。
tokkyさん「来年、展示会があるので、今はイラストの作品制作とコミックエッセーを同時に進行しています。今後も日常のネタや育児の話題、外国人から見た日本の不思議を描いていきたいです。また、エッセー漫画なので、真剣でダークな過去の話も描けたらなーと思っています。
やりたいことやアイデアは多いのになかなか手が動かず、大変です。でも、今回のようなインタビューは頑張ろうという気持ちにさせてくれます。ちゃんと見てくれてるんだ!って、うれしくなりますね」
(オトナンサー編集部)
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