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メークバッチリ、余裕の通勤…理想のワーキングママが全崩壊、過酷な現実…「本当これ」

ワーキングマザーの現実を描いた漫画が話題に。子どもが1歳になり育児休暇が終了、ワーキングマザーとなった女性ですが…。

漫画「ワーママデビューの理想と現実」のカット=にくざんまい(niku.zanmai)さん提供
漫画「ワーママデビューの理想と現実」のカット=にくざんまい(niku.zanmai)さん提供

 ワーキングマザーの現実を描いた漫画「ワーママデビューの理想と現実」がSNS上で話題となっています。子どもが1歳になり育児休暇が終了、ワーキングマザーとなった女性。その理想は毎日、きちんとメークをし、余裕を持って登園・通勤する姿でしたが現実は…という内容で「私も朝からボロボロです」「本当これですよね」「笑えるが私も同じ」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

想像以上に過酷だったワーママの現実

 この漫画を描いたのは、にくざんまい(ペンネーム)さん(27)です。普段は会社員として働きながら漫画を描いています。インスタグラムツイッターに育児漫画を投稿しています。

Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。

にくざんまいさん「インスタグラムに投稿し始めたのは、子どもが4カ月ごろからです。元々、幼い頃から絵を描くのが好きだったのですが育休中、子どもの成長を記録したい、わが子のかわいさをみんなに見てほしいと思って描き始めました」

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

にくざんまいさん「育児休暇が終わり働き出したら、想像していたよりも時間に追われて過酷だったので、一日の中で一番忙しい朝の出勤時の現実をイラストにして再現してみました」

Q.どんなときにワーキングマザーの現実を実感しますか。

にくざんまいさん「時間に追われる朝も実感しますが出勤後、息子が体調を崩して保育園から電話がかかってきてお迎えに行くときや、息子が体調不良で仕事を休んで看病をしているときに『自分はワーキングマザーなんだ』と実感します」

Q.周囲に、理想に近いワーキングマザーはいるのでしょうか。

にくざんまいさん「保育園の送迎に行くと、きれいなママさんがたくさんいらっしゃって、目の保養になっています!! 恥ずかしいので話しかける勇気がなかなか出ません!!(笑)」

Q.「現実」の中で特に大変なことは何ですか。

にくざんまいさん「夜間の授乳と時間に追われる朝が大変です。朝は旦那と私の弁当を作りながら、寝起きが悪い息子を起こして、ご飯を食べさせ、自分の準備もしているといつも時間ギリギリになってしまいます」

Q.忙しい中で、気分転換にしていることは。

にくざんまいさん「食べることが好きなので外食したり、食べ放題に行ったりすることで気分転換していました。最近は新型コロナウイルスの影響で外食に行けず、夜、息子が寝た後にスイーツを食べるのが至福の時間だったのですが乳腺炎になってしまい、それもできなくなってしまいました…」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

にくざんまいさん「『全く同じです!』『すごく分かります!』『私もヤマンバ族です!(笑)』といったコメントをたくさん頂いて、大変なのは自分だけじゃないんだと安心しました。いつも温かいコメントが励みになっています!」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。

にくざんまいさん「最近は仕事が始まって、なかなか更新できていないので、描く時間を作って漫画を続けていけたらいいなあと思います!」

(オトナンサー編集部)

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