【漫画】買い物でお菓子を床に落とした娘、落ちていないお菓子と見比べて…「見習いたい」
娘と買い物に行ったときの出来事を描いた漫画が話題に。3歳の娘を連れてスーパーへ買い物に行った母親でしたが…。

娘と買い物に行ったときの出来事を描いた漫画がSNS上で話題となっています。ある日、3歳の娘を連れてスーパーへ買い物に行った母親。「お母さん、お菓子買っていい?」と聞かれたので、「うん、1つ選びな」と言うと、娘はグミを手に取り…という内容で、「3歳でできるのがすごい」「見習いたい」「こんな子に育ってほしい」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
3歳でそういう思考ができるんだ…
この漫画を描いたのは、チッチママ(ペンネーム)さんです。普段は、主婦として子育てをしながら漫画を描いています。漫画は、写真では残せない子どものしぐさや思い出を残すために描き始めました。
これまでに「ゆっくりと家族になろうよ」(KADOKAWA)、「うちの夫の不器用な娘愛」(イースト・プレス)などの作品を手がけています。
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
チッチママさん「長女の行動がとても印象的だったので、そのときのことを残したいと思って描きました」
Q.娘さんが今回のような行動をしたのは初めてですか。
チッチママさん「今回のような行動は初めてでした」
Q.娘さんが落としてしまった方を選んだときの詳しい心境を教えてください。
チッチママさん「家では普段、『出した物は元の場所に戻す』というふうにしているので、今回のお菓子も『落ちた物を元の場所に戻す』という作業をするのかと思ったら、その先まで考えていたことに驚きました。3歳でもそういう思考ができるんだなと…」
Q.以前、チッチママさんが落とした商品を買ったときは、娘さんとどんなお話をしたのですか。
チッチママさん「私が落としてしまったときは独り言で、『わっ、落としちゃった。こっち買おうっと』と先に持っていた方を返して落とした方をかごへ入れました。長女は少し不思議そうに『なんでかえっこしたの?』と聞いてきたので、『これはお母さんが落としちゃったから。落とした方を戻したら、次に買う人が落ちた方を買うことになるでしょ? だから、お母さんが自分で落とした方を買うんだよ』と言ったら、『そっか』と言っていました」
Q.他に「親をよく見ているなあ」と感じる行動や言動はありますか。
チッチママさん「女の子ということもあってか、お化粧をしているかのような手つきで顔に手のひらをポンポンして、『あたち忙しいのよ? 早くお着替えちてちょーだい?』と2歳の妹に言っていたときは笑ってしまいました」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
チッチママさん「『落とした方を買うのは当たり前』というコメントもいくつか届いており、これを当たり前だという感覚を持っている素晴らしい方…と思って読ませていただきました。『チッチちゃん、すてき』『3歳ってこんなこと考えられるんだね…』というコメントもたくさん頂きました。私のことも褒めてくださる方もいて照れてしまいました」
(オトナンサー編集部)
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