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【漫画】声が聞きにくい夫とけんかした夜、息子の爪切りを忘れていた妻は布団を出て…「最高の仲直り」

夫婦げんかをした夜の出来事を描いた漫画が話題に。ある日、夫の声が聞こえにくいというささいな理由でけんかになってしまった夫婦は…。

漫画「つめきりの夜」のカット=ペンコ(penko_m)さん提供
漫画「つめきりの夜」のカット=ペンコ(penko_m)さん提供

 夫婦げんかをした夜の出来事を描いた漫画「つめきりの夜」がSNS上で話題となっています。ある日、夫の声が聞こえにくいというささいな理由でけんかになってしまった夫婦。無言で布団に入った後、1歳の息子の爪切りを忘れていたことに気付いた妻は…という内容で「無言の優しさがしみますね」「最高の仲直り」「こだわるところは、そこ?!」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

一緒に爪切りをしてくれた夫

 この漫画を描いたのは、主婦のペンコさん(20代)です。インスタグラムブログ「ペン田家のまったり時間」で育児エッセーなどを発表しています。

Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。

ペンコさん「2019年12月からです。子どもの成長をイラストで記録していけたらうれしいなという思いで始めました」

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

ペンコさん「けんかをしていた中でも、一緒に爪切りをしてくれてうれしかったことと、話を蒸し返した夫のこだわりに笑ったことの2つが合わさった貴重なエピソードだったので、漫画に残しておきたいと思いました」

Q.声を巡ってけんかをしたのは、このときが初めてですか。

ペンコさん「普段から、『ん? 聞こえない』ということはよくあります。逆に私自身も聞き間違いが多いので、お互い聞き返すことは日常茶飯事なのですが、機嫌が悪くなるまでけんかをしてしまったのはこの日が初めてでした」

Q.普段から、息子さんの爪切りは2人でされているのでしょうか。

ペンコさん「基本的には私がやっています。お昼寝時に忘れてしまったときは、夜に夫とやることが多いです」

Q.旦那さまが無言で手伝ってくれたときは、どう思われましたか。

ペンコさん「自分だったら、けんかを引きずりそうなので、無言だとしても一緒にやってくれたことがすごくうれしかったです。また、強く言いすぎてしまったと反省もしました」

Q.旦那さまと仲直りをするとき、心がけていることはありますか。

ペンコさん「この日は無言のまま就寝してしまったのですが、なるべく、その日のうちに解決したいと思っています。また、お互いけんかをすると無言になってしまうので、その後、必ず自分の考えを言葉にすることと話し合うことを大事にしています」

Q.翌朝の旦那さまの言葉に対する返事は。

ペンコさん「イラストでは表現しきれなかったのですが、夫も本気のこだわり半分、冗談半分の感じで言ってきたので、『いやいや、いい声だよ。声のよさは認める。うん、すてきな声だー!』と少し笑いながら夫の声を大絶賛しました(笑)」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

ペンコさん「『蒸し返すのかい!』と一緒にツッコミを入れてくださる方が多かったです。また、同じように『夫がボソボソ話すので聞き取れません!』という声もありました。自分と同じ感覚で笑ったり、共感したりしていただけて楽しかったです」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。

ペンコさん「これからも、息子と夫との日々をありのままに描いていきたいです。これまでも、自分の経験談や子育てに関する情報を発信してきたのですが、これからも、読んでくださる方に少しでもプラスになるような情報や懐かしい思い出、不安だったことなど、さまざまな感情を共有できるような記事を描きたいと思います」

(オトナンサー編集部)

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