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【漫画】コンビニで考えたこと 欲しい物がなく、レジで爆発する男の子に店員が…「すごく共感しました」

息子とコンビニに行ったときの出来事を描いた漫画が話題に。ある日、自閉症スペクトラムの5歳の息子とコンビニに行った母親でしたが…。

息子とコンビニに行ったときの出来事を描いた漫画のカット=みん(p_and_min)さん提供
息子とコンビニに行ったときの出来事を描いた漫画のカット=みん(p_and_min)さん提供

 息子とコンビニに行ったときの出来事を描いた漫画がSNS上で話題となっています。ある日、自閉症スペクトラムの5歳の息子とコンビニに行った母親。すると、店内に小学2~3年生くらいの男の子がいて、いつもの商品が買えずパニック気味になっており…という内容で「すごく共感しました」「逃げてちゃだめだと思いました」「すてきな店員さん」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

あえて人と関わり、知ってもらうこと

 この漫画を描いたのは、みん(ペンネーム)さんです。普段は2児の母として、子育てをしながら漫画を描いています。インスタグラムへの漫画の投稿は2019年1月ごろから、次男が自閉症と分かったのをきっかけに、同じ立場の人たちと交流を求めて始めました。インスタグラムで「育児かるた発達障害版」も公開しています。

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

みんさん「私たち障害児の親は、子どもを連れて出掛けるのはコンビニでさえ大変です。今回の話は当事者家族だけじゃなく、周りの方たちにも届けることができればと思い、描きました」

Q.このコンビニはよく利用されるのでしょうか。

みんさん「近所ではないので、たまに利用するコンビニです。今回、どんな店員さんがいるのか?と初めて意識しました。今回のことで、このコンビニに対して子連れでも行きやすいイメージを持つことができました」

Q.この後、店員さんと親子はどういうやりとりをしていたのですか。

みんさん「お母さんも店員さんも男の子を甘やかすでも叱るでもなく、諭すような感じで丁寧に対応していました。少し時間はかかっても、男の子はちゃんと落ち着き、『ないものはない』『諦める』と納得する経験を積み重ねているようでした」

Q.現在、息子さんにとって、この店員さんのような存在はいるのでしょうか。

みんさん「療育園の先生たちはもちろん、ママ友、主治医、歯医者さんに子どもの障害や特性を伝えて知っていただき、対応していただいています。そういう人や場所を少しずつ増やせたらと思います」

Q.このことがきっかけで、みんさん自身、心境に変化はありましたか。

みんさん「なるべく迷惑をかけないようにと、ずっと場所を選びながら人を避けて過ごしていました。でも逆に、あえて人と関わり、知ってもらうことは、どちらにとっても大切だと気付かされました。迷惑をかけてしまったときは謝罪するだけではなく、説明や改善する姿勢をこちらから示さないと、ずーっと白い目で見られ続けてしまうだけではないかと考えるきっかけになりました」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

みんさん「『考えさせられました』『少しずつでも温かい関わりが築けていけたらと思います』などのコメントを頂きました。地域に知ってもらうことの安心感や必要性、誰かに受け入れてもらうために、こちらからも歩み寄る勇気など、たくさんの方が同じように悩み、試行錯誤をしながら、わが子と社会をつなげる努力をしているんだなと感じました」

(オトナンサー編集部)

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