【漫画】苦手な車の運転をすることになり、不安がるママを見た息子がくれたのは…「すてきなお守り」
苦手な車の運転をすることになったときの出来事を描いた漫画が話題に。東京・調布まで運転することになった女性に、5歳の息子まめくんが…。

苦手な車の運転をすることになったときの出来事を描いた漫画がSNS上で話題となっています。所用で東京・調布まで運転することになった女性。車の運転に慣れていないため、「ああ、どうしよう」と不安がっていると、その様子を見た5歳の息子まめくんがあるものをくれて…という内容で「分かりますー」「心のこもったすてきなお守り」「ちょふ(笑)」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
相手を喜ばせようとする、優しいまめくん
この漫画を描いたのは、よこみねさやか(ペンネーム)さん(36)です。イラストレーターとして活動しており、子育てをしながら、インスタグラムに漫画を投稿しています。2020年6月に絵本「ちんちんぼうずのだいぼうけん」(KADOKAWA)を発売しました。
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
よこみねさやかさん「2015年2月に息子(まめ)が生まれたことをきっかけに、育児記録として絵日記を描き、インスタグラムに投稿を始めました。そのうち、育児系連載のお仕事を頂くようになり、漫画という形を取ることも多くなりました」
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
よこみねさやかさん「これは、WEB女性自身で連載中の『まめ日和』の漫画です。息子の行動がうれしかったのでエピソードとして採用しました」
Q.車の運転が苦手とのことですが、あまり運転されないのですか。
よこみねさやかさん「家族に運転のセンスが絶無と言われ、10代の頃に免許を取ってから運転していませんでした。娘が生まれて運転する必要性を感じ、改めて教習所に通って、保育園の送り迎えを始めました。2年間、徹底して順路を変えることなく、同じ道だけを往復していたので、自宅から保育園の道だけはかなりうまいと思います…それ以外の道は全くだめです」
Q.この日は、調布でどのような用事があったのでしょうか。
よこみねさやかさん「所用で調布の友人のお店に行きました。完全に私個人の用事だったので夫は頼れず、初めて自分一人で運転することになりました」
Q.まめくんは普段から、お母さんのことを気にかけてくれるのですか。
よこみねさやかさん「気にかけるというよりは、喜ばせてくれようとします。相手を喜ばせられそうなシチュエーションを探しては、サプライズを仕掛けています。私に限らず、夫や娘にも同じような行動を取るので、きっと友達や好きな子にもそうするんだろうなと思います」
Q.まめくんから、これをもらったときのお気持ちは。
よこみねさやかさん「『ちょふ』がかわいくてたまらず大爆笑して、それから、しんみり『ありがとう』を言いました」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
よこみねさやかさん「調布在住の方たちが喜んでくれました」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。
よこみねさやかさん「育児記録のおかげでエッセーというジャンルで活動させていただき、さらには念願の絵本も出版することができました。すべて、まめがいなければかなわなかったことです。まめも5歳になり、個性が出てきて、“幼児の行動あるある”のようなエピソードは少なくなってきたので、育児ジャンルのお仕事は少しずつ減らしています。どうしても描きたい絵本があるので、技術をきちんと磨きながらイラストのお仕事に専念したいと思います」
(オトナンサー編集部)
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