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【漫画】2歳娘を育てながら“2人目不妊治療”へ… 思うようにいかず涙した日々に「私も同じ」「夫と読んだ」

インスタグラムで公開されているcoromoさんの漫画が「夫婦で参考にします」と話題に。そこで、作者に話を聞きました。

漫画「2人目不妊治療がつらすぎる」のカット(coromoさん提供)
漫画「2人目不妊治療がつらすぎる」のカット(coromoさん提供)

 coromoさんの漫画「2人目不妊治療がつらすぎる」がインスタグラムで多くの「いいね」を集めて話題となっています。

 娘が2歳になった頃、2人目が欲しいと病院へ。娘を預けて病院に行きますが、なかなか妊娠せず涙したことも…。読者からは「私も同じ気持ちでした」「不妊治療についてよく分かった」「夫と一緒に読んで、参考にしています」などの声が上がっています。

治療を通して家族の大切さを実感

 coromoさんは、インスタグラムで妊活や子育てについての作品を発表しています。coromoさんに作品について話を聞きました。
※「2人目不妊治療がつらすぎる」は現在も連載中で、続きはcoromoさんのアカウントから読むことができます。

Q.漫画を描き始めたのはいつごろからでしょうか。

coromoさん「絵を描くことが好きで、子どもの頃から漫画やイラストを描いていましたが、本格的に漫画を描き始めたのはインスタグラムで自分の経験を漫画として発信し始めてからです。
それまでインスタグラムはほとんど「見る専門」でしたが、インスタグラムで妊活や子育てについての漫画を読んでいたので、『いつか自分の経験を漫画にしてみたいな』と思っていたので、娘の妊娠・出産を機に漫画を投稿するようになりました。
自分の気持ちや経験を漫画に描くことで、自分自身の感情を整理したり、気持ちを消化したりできます。また、漫画を読んでくださった方から共感のメッセージをいただくと、『自分だけじゃなかったんだ』と思えて、私自身が読者の方に救われたような気持ちがしました」

Q.このエピソードを漫画にしようと思った理由を教えてください。

coromoさん「2人目の不妊治療を始めたときは、娘がまだ自宅保育だったため、預け先にとても苦労しました。1人目の不妊治療について描かれた漫画はよく見かけていたのですが、子どもがいる状態で不妊治療をしている方の漫画はあまり見かけず、『皆さんはどうしているんだろう?』『どんなふうに工夫して治療しているんだろう?』と情報収集をしたかったことが、漫画にしようと思ったきっかけの一つです。また、せっかくなら自分の不妊治療の記録として残したい、自分の経験が誰かのお役に立てたらうれしいという思いもありました。
2人目の不妊治療は想像していた以上に大変で、つらいと感じることもたくさんありました。その気持ちを吐き出したかったというのも、正直な理由です。通院中にモヤモヤしたり、リセットして落ち込んだりした日は、『この気持ちも絶対漫画にしてやる~』という強い原動力になっていました」

Q.つらい気持ちを漫画にしていますが、描くときに意識していることがあれば教えてください。

coromoさん「そのとき自分が感じていた気持ちを、できるだけ素直に描くようにしています。『こんなことを思うのはよくないかもしれない』と感じるような、少しネガティブな感情や、人には言いづらかった気持ちも、なかったことにせず描くようにしています。
一方で、不妊治療はとてもナイーブなテーマなので、言葉選びや表現には気を付けています」

Q.不妊治療を通じて、意識や考え方、家族との関わり方は変わりましたか。

coromoさん「変わりました。不妊治療をしている中で、夫とは本当にたくさん話し合いましたし、たくさん泣きました。夫婦で同じ方向を向いて、一緒に頑張れた時期もあれば、治療に対する気持ちや温度差から、夫婦の間に壁ができたように感じた時期もありました。それでも、つらいときに夫が支えてくれたり、娘の何気ない優しさに救われたりして、治療を通して家族からたくさんの愛情をもらっていることに気付きました。
不妊治療をしていると、『どうしたら妊娠できるんだろう』という思いばかりで、どうしても今ないものに意識が向いてしまい、娘にさびしい思いをさせてしまったこともありました。だからこそ、2人目を望む気持ちは大切にしながらも、今ある家族との時間や夫や娘の存在も大切にしたい。『足りないもの』だけを追いかけるのではなく、今すでにある幸せにも目を向ける。そんなことを少しずつ意識するようになりました」

Q.不妊治療に取り組んでいる人に、メッセージはありますか。

coromoさん「不妊治療をしていると、治療の結果から、周囲の妊娠・出産と自分を比べてしまったり、思うようにいかない自分を責めてしまったりすることもあるかもしれません。でも無理に笑わなくていいし、心にないことも言わなくていいと思います。治療に向き合ってきた時間や、悩んだり、頑張ったり、たくさんのことを乗り越えてきた自分を、大切にしてあげてくださいね。
もし、『私だけが何で…』と思うことがあれば、私の漫画を読んでみてください。少しでも自分と同じ人がいると思うだけで、安心につながると思います」

Q.作品について、どのようなコメントが寄せられていますか。

coromoさん「『同じです! すごく分かります』『私だけじゃないって安心しました』といったお言葉や、『不妊治療も始めたばかりだったので、治療内容やスケジュールなど、学ぶことができました』『不妊治療のことを知りたいと思っていたら、この漫画に出会いました』と、うれしいお言葉をいただくことがたくさんありました。
その中でも特に印象に残っているのが、『夫婦で読んで、不妊治療について勉強しています』というコメントです。まず夫婦で一緒に読んでいただけることにほっこりしました。不妊治療をテーマにした漫画なので、読者の方は女性が多いのですが、男性にも興味を持っていただけたこと、私の漫画が夫婦で不妊治療について話すきっかけになり、その手助けができたのだと思うと、うれしいです。
不妊治療は、女性だけが頑張るものではなく、夫婦で一緒に向き合っていくものだと思っています。そのためには、夫婦で同じ知識を持ち、お互いの気持ちや状況を理解することも大切だと感じています」

(オトナンサー編集部)

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