池松壮亮、「アラジン」“ジャスミン”ナオミ・スコットと夜中撮影の思い出 海外作は「リスク大きい」が再出演に意欲
アマゾンオリジナルドラマ「モダンラブ・東京」に出演している池松壮亮さんとナオミ・スコットさんに、インタビューを実施。お互いの印象や撮影中のエピソードなどを聞きました。
俳優の池松壮亮さんとナオミ・スコットさんが出演するAmazon Originalドラマ「モダンラブ・東京~さまざまな愛の形~」(配信中)。二人はエピソード6「彼は私に最後のレッスンをとっておいた」に出演。同作で、池松さんは米大学で博士課程の取得を目標とし、トウモロコシを研究している学生・マモル、ナオミさんはお金をためることに熱心な英語のオンライン講師・エマをそれぞれ演じています。
「モダンラブ・東京」は、ニューヨーク・タイムズ紙に掲載されたコラムを実写化した海外ドラマ「モダンラブ」の日本版。海外ドラマ版は、 愛にまつわる物語をオムニバスドラマ化し、世界中で大きな話題を呼びました。日本版は、東京が舞台で、7つの愛のストーリーをオムニバス形式で制作。
エピソード6は、世界中の生徒に英会話を教えているエマ(ナオミさん)のオンラインレッスンに、マモルが生徒として参加。ある日、マモルからの質問に、心を揺さぶられたエマが、彼に引かれていくというストーリーです。
ナオミさんといえば、2019年に公開されたディズニーの名作を実写化した映画「アラジン」のジャスミンや、2020年公開のアクション映画「チャーリーズ・エンジェル」でメインキャラクターのエレーナを演じたことでも知られています。
オトナンサー編集部では、池松さんとナオミさんに、お互いの印象や撮影中のエピソード、愛してやまないものなどを聞きました。
撮影合間にチキンフィレオを大量に
Q.お互いの過去の出演作を見たことがありましたか。また、どんな印象を抱いていたのでしょうか。
池松さん(以下敬称略)「これまでの作品を全て見たいと言いたいところですが、残念なことに全ての作品が国をまたいでくれるわけではありません。映画『アラジン』と『チャーリーズ・エンジェル』の印象が強く、遠い存在として見ていました。(共演することによって)スイートでチャーミングで面白い作品になればいいなと思いました」
ナオミさん(同)「映画『ラストサムライ』はもちろん見ていました。ドラマと同じで、実際に会うまで、どんなふうになるのか分からないと思いました」
Q.撮影中、印象に残った出来事はありますか。
池松「二人でいっぱいご飯を食べていました(笑)。これまでの共演者の中でも群を抜いて一番明るかったです。ずっと歌って踊っていて、元気をもらっていました」
ナオミ「たくさんチキンフィレオをオーダーしました(笑)。夜の撮影で、二人で食べていました。オーダーしすぎて後悔しました(笑)」
Q.マモルはトウモロコシを愛してやまないという設定ですが、二人が愛してやまないものを教えてください。
池松「一番は映画でしょうか。物作りに対して、大きなリスクも取ってしまいます。そこに対する愛情、執念深さなのか、貪欲さなのか、分かりませんが、自分でもたまに驚きます」
ナオミ「人とつながりたいので、映画のセットで過ごす時間を愛してやみません。映画作りは、毎日違うことが起きます。時間の使い方もうまくなりました。生産性も高まったと思います」
Q.池松さんは『ラストサムライ』や日本とモンゴルの合作映画『蒼き狼 〜地果て海尽きるまで〜』に出演されましたが、海外作品にまた出演したいというお気持ちはありますか。ナオミさんは日本の映画に出演したいですか。
池松「あります。今後も機会があればどんどん挑戦していきたいと思っています。人より抵抗がないというか、最初がそうだったからということもあるかもしれません。海外の作品からたくさんの影響を受けているというのもあるかもしれません。日本よりリスクも大きく、直感が間違っていたらと思いますが、そこに物語があり、出会いがあればすぐいきたいです」
ナオミ「出演できたら大変光栄です。日本語は話せませんが(笑)。リアリティーショー『TERRACE HOUSE BOYS×GIRLS NEXT DOOR』が好きで見ていました。何度も見たおかげで、少し日本語が分かるようになりました。2、3年いただければ日本語を話せるようになるかもしれません」
(オトナンサー編集部)
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