ご飯の後はなんて言う？　娘にクイズ形式であいさつの練習、答えがかわいくて笑えて…「ほのぼの」

　娘と“あいさつ”の練習をしたときのエピソードを描いた漫画がSNS上で話題となっています。娘が2歳半のあるとき、クイズ形式であいさつの練習をさせた母親。「おうちに帰ってきたときは何ていう？」と娘に問うと、その回答は…という内容で「かわいい」「ほのぼのしました」「もしかして天才なのでは…？」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

子どもの純粋さに感動

　この漫画を描いたのは、1児の母、はるの きいこ（ペンネーム）さん（35）です。インスタグラムで育児絵日記やイラストを発表しています。

Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。

はるのさん「2021年初めごろから、コロナ禍での生活の変化と多忙な育児で心身に不調があり、『自分のための時間を持つ』という目的で、子どもの頃から好きだった絵を描き始めました。娘が生まれたときから、成長を記録したいという気持ちがあったので、これまでの子育てを思い出す形で、自然と育児日記になっていきました。

シンプルに、娘がとてもユニークな子どもだったという理由もあります（笑）インスタグラムに投稿するようになったのは2021年7月ごろからです」

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

はるのさん「真剣に考えているのに、全く別方向の答えを言う娘がとてもかわいくて。子どもはとても純粋なんだなあと思い、描き残すことにしました」

Q.娘さんは、答えるのにどれくらい時間をかけていたのですか。

はるのさん「割と即答でした！ 多分、正解があるとは思っていなかったのだと思います（笑）」

Q.娘さんの想定外の回答をどう思いましたか。

はるのさん「とてもかわいいなと思いました。自分なりに『なんて言ってたっけ？』と思い出そうとしていて、けなげでいとおしかったです」

Q.「ブドウください」はいつも言っているのでしょうか。

はるのさん「ちょうど、ブドウを好んでいた時期だったので、『ご飯を全部食べられたら、ブドウがあるよ』と声かけをしていました。だから、毎食後のように娘は『（ご飯を食べ終わったから）ブドウくだしゃい』と言っていましたね」

Q.その後、正解を教えましたか。

はるのさん「面白かったので特に訂正はしませんでした。その後、いつも通り、食事のときに『いただきますしてね』などの声かけを続けていたら、いつの間にか、同じ質問に正しく答えられるようになっていました。正しく答えられたときはちょっと寂しかったです…！」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

はるのさん「フォロワーさんから、『ブドウをあげたい！』などの優しいお声を頂きました。とてもうれしかったです」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。

はるのさん「引き続き、娘との楽しい毎日の記録を残しながら、読んでくださった方が『子育てを楽しもう！』と思えるような発信ができればうれしいです。私の絵で笑ったり、元気になってくれる人が少しでもいてくれたらいいなあと常々思っています。また、連載にも挑戦してみたいです！」

（オトナンサー編集部）