こんなに違う日米の女子トイレ　恥ずかしがり屋の日本人、機械がない米国は…「びっくり」

　日本と海外の“トイレ事情”の違いを描いた漫画がSNS上で話題となっています。日本人の女の子は恥ずかしがり屋なので、機械で音を隠す傾向があると説明する女性。一方で、米国では誰も恥ずかしいと思うことはなく、音が漏れた場合は…という内容で「知らないことばかり」「海外のトイレは慣れません…」「びっくり」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

日本のトイレはファーストクラス

　この漫画を描いたのは、ぴざ pizza（ペンネーム）さん（28）です。イラストレーターとして活動しています。インスタグラムで日常生活や海外旅行、海外生活のことを漫画にして発信しています。

Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。

ぴざ pizzaさん「漫画を始めたのは小学生の頃です。小さい頃から絵を描くのが大好きでした。親に褒められたことがうれしくて、ずっと描き続けて今に至ります」

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

ぴざ pizzaさん「『ちょっとした自分の気付き』を漫画にしました。親や夫に『他の人と違う感性がある』と言われることが多いので、自分の気付きとして描いたら誰かの気付きにもなるかな？と思い、漫画を描いています」

Q.海外のトイレには慣れましたか。

ぴざ pizzaさん「どちらのトイレがいいというのは分かりませんが、やはり、日本のトイレに帰ってくるとホッとした気持ちになります…」

Q.海外のトイレで一番困ったことは何でしょうか。

ぴざ pizzaさん「たまにトイレットペーパーが共用部分にしかなくて、先に使う量だけ取って入るタイプのトイレがあります。入ってから気付くとかなり困り、外にいる人にヘルプを求めたことがあります」

Q.他に米国のトイレが日本と違う点はありますか。

ぴざ pizzaさん「基本的にドア下の隙間がかなり広いので、心もとない気持ちになります。また、日本のトイレほどいろいろそろってはいませんが、なぜか、便座に敷く紙はかなり高確率で設置されています」

Q.「日本のトイレは海外に比べてここがすごい！」ということがあれば教えてください。

ぴざ pizzaさん「基本的に便座が温かい、きれい、音が流れる等、日本人のトイレに対する情熱は計り知れないと思います。外国の友達も『日本のトイレはすごすぎる』と言っていました。日本のトイレは飛行機でいうファーストクラスみたいなものだと思います」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

ぴざ pizzaさん「海外に行ったことのある友達には『分かる』と言われます。また、海外との違いだけではなく、男女のトイレの違いも実はいろいろあるようで『もっと知りたい…』という声もあります」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。

ぴざ pizzaさん「これからも、海外で起きたいろいろなハプニングや夫婦の話などを描いていきたいと思っています。今後は自伝だけではなく、他の人から頂いたストーリーなどを漫画にしたいとも考えています」

（オトナンサー編集部）