奥山かずさ、マージャンの魅力に開眼「一筋縄でいかないところが楽しい」

　Xstream46オリジナルドラマ「麻雀宝湯記 石和の亀篇・伊東の黒豹篇」で主演を務める女優の奥山かずささん。同作は、家族で銭湯を営む真白（安倍乙さん）が雀士のチー子（奥山さん）から、真白の父で雀士の難波飛龍（高橋和也さん）が、全国の温泉宿を根城にする極悪雀士集団「如月会」に拉致されたと知らされます。真白とチー子は飛龍を助けるため如月会に勝負を…マージャンコメディードラマです。

　オトナンサー編集部では、奥山さんに単独インタビューを実施。役作りやマージャンの魅力などを聞きました。

いつか雀荘に行ってみたい

Q.台本を読まれていかがでしたか。

奥山さん（以下敬称略）「ストーリーが面白かったです。チー子も私と似ているなと思いました。マージャンをしたことがなかったので不安ではありましたが、新しいことをするのは好きなので、これを機にチャレンジするぞという気持ちで挑めました」

Q.具体的にはどのあたりが似ていましたか。

奥山「私はチー子ほど言葉遣いは荒くないですが、男っぽい口調も自分の中でなじんでいて、とても演じやすかったです。普段からツッコミも入れたりもするので、そこも似ているなと思いました」

Q.マージャンのルールは覚えられましたか。

奥山「私は状況を考えて役を作っていくので、ルールを理解しないことにはセリフも覚えられないと思いました。先輩やスタッフさんに教えてもらって覚えました。でも、一番大事なのはマージャンの腕をうまく見せることだと思うので、ルールとはまた別に打ち方も練習しました。女性のプロの方もいらして、その方の姿勢やさばき方を観察しましたが、手品を見ているような気分でした」

Q.マージャンを実際にしてみていかがでしたか。

奥山「マージャンは一筋縄ではいかないところが楽しいです。私は結構器用なタイプで、マージャンも覚えるのは早かったのですが、なかなか勝てませんでした（笑）そこで負けず嫌いが出てしまってハマりました。実際に牌（はい）を触る方が好きなので、このご時世で今は行けないですが、いつか雀荘に行ってみたいです」

Q.役作りにしたことはありますか。

奥山「一番気を付けたのはマージャンの所作を覚えることです。チー子はマージャンが強い役なので、できるように見せないといけません。視聴者の皆さんに、スマートに打てているところを見せないといけないなと思いました。

あとは入浴シーン。グラビアのお仕事もしているのですが、グラビアほど色気を出さないように気を付けました。セクシーさもあってもいいですが、強さを見せたいと思いました。衣装もセクシーですが、いやらしいエロさにならないように意識しました」

Q.タイトルから、お色気シーンを期待している視聴者もいると思いました。

奥山「絶妙に刺激していきたいと思いました。こういうのは役者が恥ずかしがるといやらしくなってしまうと思うので、どんなに露出して、入浴シーンがギリギリだろうと堂々とすることを念頭に置いています」

Q.演じる際に気を付けていることはありますか。

奥山「私は女優としてのキャリアも浅いので、基本的なことに気を付けています。役作りや表情など、土台をしっかりするようにしています。その上で表現したいことを出せたらいいですが、それよりも基本に忠実にと思っています。スキルアップしたら、自分の色を出していきたいです」

　ドラマ「麻雀宝湯記 石和の亀篇・伊東の黒豹篇」は各種動画サービスで配信中。

（オトナンサー編集部）

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