恋人とキャンプ中の“恐怖体験”　ガチ泣き、怒り、そしてトラウマになり…「これは怖い」

　恋人とキャンプに行ったときの出来事を描いた漫画「キャンプに行った話前編・後編」がSNS上で話題となっています。ソロキャンプが趣味の彼氏と一緒にキャンプに出掛けた女性。張ったテントの薄さに防犯上の懸念を抱きながらも、料理や温泉、お茶を楽しみ、就寝時間を迎えると…という内容で「これは怖い」「彼氏でよかった」「優しさが予想外すぎ」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

ホッとした直後に怒りが湧いてきて…

　この漫画を描いたのは、ハチ子（ペンネーム）さんです。イラストレーターとして活動しており、インスタグラムに恋愛や日常の出来事に関する漫画を投稿しています。

Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。

ハチ子さん「インスタグラムに漫画を投稿し始めたのは2年前くらいです。当時付き合っていた人にフラれて悲しくて悔しくて、その思いを成仏させるために始めました（笑）」

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

ハチ子さん「『彼との日常を描きたいな』と思っていたときに印象的なエピソードがあったことを思い出し、漫画にしました。確か、このキャンプの帰り道でも謝る彼に対して、『いつか漫画のネタにするから！』と言っていた気がします」

Q.“犯人”が彼だと分かったときの詳しい心境を教えてください。

ハチ子さん「ホッとしたのですが、次の瞬間、それよりも怒りが湧いてきました。なんて紛らわしいことをしているんだと思って…。彼も悪気がないのは分かっていたのですが、本当に怖かったのでしばらくは怒っていました」

Q.今まで、彼と一緒にキャンプに行ったことはなかったのですか。

ハチ子さん「このときが2人で初めてのキャンプでした。私もアウトドアは好きだったので、次は海の方へキャンプに行こうと話したりして乗り気でいたのですが、まさかこんなことになるとは…」

Q.その後、キャンプへは行ったのでしょうか。

ハチ子さん「泊まりのキャンプには行っていません。ただ、彼が作ってくれたキャンプのご飯がとてもおいしくて忘れられなかったので、デイキャンプには行きました！ キャンプ飯を食べて自然の中でゆっくりして、泊まらずに帰ってくるというのが安全な楽しみ方になっています。泊まりのキャンプは彼一人で行っています（笑）」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

ハチ子さん「『これは怖い！ 彼でよかった』と言ってくださる方が多かったです。あとは『裏目に出てしまいましたが温めてくれる彼が優しい』と言ってくださる方もいました。確かに彼の優しさが招いてしまった事件ではあります」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。

ハチ子さん「今まではほっこりした感じの話が多かったのですが、少しハラハラするようなエピソードも描き始めたので、そういうストーリーを表現できるように頑張りたいです。イラストを描くこと、人に伝えることが好きなので今後、漫画のお仕事が増えるといいなと思います」

（オトナンサー編集部）