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【漫画】友達と別れ際“寂しさ”に襲われた女性、1人の部屋に帰って思うことは…「分かるわ」

家で1人になって考えたことを描いた漫画が話題に。珍しく友達と遊んだ後の帰り道、「朝から一緒だったから、誰もいない部屋に帰るのが寂しい」と漏らすと…。

漫画「ぼっち族」のカット=いとう(itouchan0402)さん提供
漫画「ぼっち族」のカット=いとう(itouchan0402)さん提供

 友達と遊んだ日、家で1人になって考えたことを描いた漫画「ぼっち族」がSNS上で話題となっています。珍しく友達と遊んだ後の帰り道、「朝から一緒だったから、誰もいない部屋に帰るのが寂しい」と漏らす女性。すると、ある友達が「寂しさを感じるのは大事」と説いて…という内容で「分かるわ」「なるほど」「結婚してからそれに気付きました」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

1人の時間が心地良くなった

 この漫画を描いたのは、いとう(ペンネーム)さんです。「ネクラなアーティスト」として活動しています。漫画は5年前、知人から、「漫画でブログ記事を書いてほしい」と依頼されたのをきっかけに描き始めした。インスタグラムブログで発表しています。

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

いとうさん「昔は、ふとしたときに寂しさや孤独を感じることがあったのですが、最近はあまり感じることがなくなり、逆に1人の時間が心地良いので、そんな自分自身の変化に気付き、描きました」

Q.寂しさよりも快適さが勝るようになったのは、いつごろからですか。

いとうさん「過去、強烈な孤独感に襲われ、心が苦しい状態が続いた時期がありました。そのとき、寂しさや孤独を感じる心の仕組みについて調べ、自分自身に目を向けてケアすると、次第に孤独感が薄れ、1人の時間が快適で楽しいものに変わっていきました」

Q.特に「1人が好きだ」と実感する瞬間は。

いとうさん「外出から、自分の部屋に帰ってきたときです。1人でいる寂しさよりも快適さが勝ってしまう、ぼっち族です」

Q.ご友人も1人が好きな方が多いのでしょうか。

いとうさん「特別、1人が好きという印象はないですが、誰と一緒に時間を過ごすかについては、しっかり選んでいる印象です」

Q.逆に寂しさを感じるのはどんなときですか。

いとうさん「1人に慣れてしまって、最近はあまりないのですが、自分が自分の感情や欲求を無視しているとき、寂しいという感情が湧く気がします」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

いとうさん「『分かる』『なんだかんだ、1人が楽』『1人が最高』という共感のコメントが多く寄せられました」

(オトナンサー編集部)

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いとうちゃん

ネクラなアーティストとして活躍。インスタグラム(https://www.instagram.com/itouchan0402/)で作品を発表している他、マイナビニュースで会社をネタにした漫画「いとうちゃんの、虚無と絶望の会社生活(仮)」(https://news.mynavi.jp/series/kyomutozetubou)を連載している。

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