【漫画】近所の人に「マスクある?」と聞かれた母、思いやりに自分のうそを反省 「ほのぼのした」
新型コロナウイルスでマスク不足になり始めていた頃の出来事を描いた漫画が話題に。ある日、道で近所の仲良しのおばあさんに会った女性ですが…。

新型コロナウイルスでマスク不足になり始めていた頃の出来事を描いた漫画「『まだマスクある?』と近所のおばあさんが尋ねた理由」がSNS上で話題となっています。ある日、道で近所の仲良しのおばあさんに会った女性。おばあさんが「まだマスクある?」と聞いてきたので答えに悩んでしまい…という内容で「いい話でほのぼのした」「とってもすてきですね」「人間性試されてる気がする」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
マスクが品薄だった頃、母が体験
この漫画を描いたのは、にゃにゃ(ペンネーム)さんです。車いす絵日記ブロガーとして活躍しています。生まれつき、筋肉の病気がある自分の可能性を広げたいと思ったのがきっかけで漫画を描き始めました。現在も、日常生活の出来事を中心に漫画にしています。
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
にゃにゃさん「母からこのお話を聞いたとき、心がとてもほっこりしたので漫画にしたくなりました。これは、マスクが品薄になり始めていた今年2月下旬、母が体験したエピソードです」
Q.自粛中、この後もおばあさんに会うことはあったのでしょうか。
にゃにゃさん「母はこの後もおばあさんに会ったそうですが、そのときもまた、『よかったらマスクあげようか?』と気にかけていただいたそうです」
Q.おばあさんは普段から、親切な方なのですか。
にゃにゃさん「はい、親切な方です。普段から食べ物などをおすそわけし合う仲で、おばあさんはいつも倍返しのお礼をしてくださり、そのたびに、おなかも心も満たしていただいています。母が、おばあさんに傘を貸したことがきっかけで仲良くなったそうです」
Q.この他、新型コロナウイルスがきっかけで気付いた大切なこと、よかったことがあれば教えてください。
にゃにゃさん「母は今回のおばあさんからだけでなく、遠方に住むお友達の方からも『マスク送ろうか?』と気にかけていただいたり、すてきな手作りマスクをたくさん頂いたりしていました。離れていても心の距離は密のままの友人関係に、大変なときだからこそ忘れちゃいけない『思いやりの心』を教えてもらいました」
Q.自宅でできる、おすすめの気分転換方法はありますか。
にゃにゃさん「普段は忙しくてやらないことをすると気分転換になると思います。昨年のタピオカブームにつられて買ったまま、半年間、未開封のまま家で眠り続けていた『タピオカの粉』を発掘したので、タピオカ作りに初めてチャレンジしました。結果は見事失敗しましたが、普段やらないことをじっくり楽しめて有意義なおうち時間を過ごせました」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
にゃにゃさん「『おばあさんの優しさにほっこり』『私もお母さんと同じリアクションしてたはず』『買い占めや転売の話ばかりの中で、こういう話を聞くと心が温まる』『まだまだ世の中捨てたもんじゃない』などインスタグラム、ブログ、ツイッターにたくさんのご意見を寄せていただきました」
(オトナンサー編集部)
単に自身に不要なほどマスクを買い溜めをしていて
冷静に考えたら人に分け与えるほどあったということだと思う。
私はマスクを普段から備蓄しています。
マスクに限らず、衛生用品、水、食料品、生活用品などを普段から備蓄しています。
きっかけは大きな災害でした。
実家は災害でダメになり取り壊しました。
緊急時には街中の人がお店へ殺到しますが、せめて我が家が災害時に買い物をしない分、他のお困りの方が買えると思っています。
実際、コロナ報道から今現在まで衛生用品(マスクや洗剤、トイレットペーパー等)は、一切購入していません。
物が買えない、売っていないのを経験したのは、この新型コロナより以前に二度も経験していますので。
このおばあさんの言葉は優しさがこもっていて、新型コロナで沈みがちだった心も温かくなりました。
にゃにゃさんの漫画は本当にいつも面白く、ほっこりしたり、涙出るほど笑えたり、私の心の活力となっています。
ほんの小さなエピソードを大事にすくい上げるにゃにゃさんやご家族の手のひらは、きっと温かいのだろうなと思います。
漫画を一目見て絵の心得がある方だなと思ったのですが、ゴリラのデッサンを見たときあまりの上手さにスマホを持ったままソファーにひっくり返りました(笑)
ストーリー構成、コマ割り、イラストも表情や配色、フォントの選び方等よく作り込まれています。
これをスマホ画面に100均ショップのタッチペンで描いているのが、いまだに驚きです。
お仕事の忙しい合間に、ゼロからこれだけの漫画を仕上げるパワーがすごすぎ!
ただちょっと頑張りすぎるようで、それが心配。
これからも体調の優れるときに、無理をせずのんびりゆったり更新していただきたいです。