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磯山さやか、デビュー20年 女優業で見つけた、演じることの魅力とは?

今年10月にデビュー20周年を迎える磯山さやかさんに、現在の心境などを聞きました。

「女ともだち」(C)「女ともだち」製作委員会2020
「女ともだち」(C)「女ともだち」製作委員会2020

 今年10月にデビュー20周年を迎えるタレントの磯山さやかさん。昨年は連続ドラマ「わたし旦那をシェアしてた」(読売テレビ・日本テレビ系)、「4分間のマリーゴールド」(TBS系)に出演するなど、女優としての活躍も増えています。

 現在放送中の、BSテレ東の連続ドラマ「女ともだち」(毎週土曜 深0:00)にも主要キャストとして出演。柴門ふみさんの同名漫画を原作に女性の赤裸々な恋愛観を描く同作で、主人公・乾セツ(原沙知絵さん)の親友で浮気性の夫に悩む主婦、小野沢ちさとを熱演しています。

 オトナンサー編集部では、磯山さんに単独書面インタビューを実施。作品の見どころや、デビュー20周年の心境などを聞きました。

仕事は当たり前にあるものではない

Q.作品の見どころを教えてください。

磯山さん(以下敬称略)「いろいろな角度の楽しみ方ができるドラマで、共感できるところもあれば、逆に共感できないところもあると思いますので、そこは画面にツッコミながら楽しんでいただけたらと思います。原作ファンの方は、漫画のせりふがそのまま使われている場面もありますので、探しながら見ていただいても面白いかもしれません」

Q.ちさとは浮気性の夫を捨てられない主婦という役柄ですが、彼女の魅力は。

磯山「家族にも女友達にも、愛することに真っすぐな女性で、母としての強さと女性らしさを持ち併せています。夫に対しては、そんな恋する女性特有の感情の起伏が出てしまって、かわいらしいです。息子の前ではお母さんらしく、夫の前では女性らしく…とにかく感情が忙しい役なので、その切り替えは難しいです」

Q.ちさとは、セツにとっては心強い“女友達”です。磯山さんご自身にとって、友達とはどのような存在でしょうか。

磯山「心強い存在です。話しているだけでも癒やされたり楽しかったりするので、ありがたいですね」

Q.本作含め、最近は女優としての活躍も目覚ましいですが、演じることの魅力を教えてください。

磯山「自分以外の人になることができますし、その人がどういう人物なのか、どう生きてきたのかと考えることも面白いです。普段とは違う話し方など、いろいろな経験ができるのも楽しいです。今後も機会を頂ける限りは、お芝居のお仕事もさせてもらえたらと思っています」

Q.多岐にわたるご活動です。お仕事をする上で心掛けていることは。

磯山「お仕事をさせてもらうことは、当たり前ではないということ。そして、見てくれている方に楽しんでもらえるように頑張ることです。

私はグラビアでデビューしましたが、イベントなどでファンの方にお会いするたびに、いろいろな感想を頂けて、楽しそうな皆さんを見ていると私もうれしくて…そこから、喜んでもらう、楽しんでもらうことを心掛けてきました。尊敬する先輩方も大事にされていることなので、私も大事にしています」

Q.今年でデビュー20周年ですね。今年の抱負を教えてください。

磯山「これまで出会った方々のおかげだと思っています。今まで学んできたことを無駄にしないように、見てくださる方に楽しんでもらえるように、充実した一年にしていきたいです」

Q.ラストへの意気込みをお願いいたします。

磯山「セツやちさと、謎多き亮くん(須賀健太さん)もそうですが、終盤に向けていろいろな展開が待っています。画面にツッコんだりしながら楽しんでください。そして、さまざまな恋模様が描かれていますので、一緒に笑ったり、悩んだり、そして、セツとちさとを応援してもらえたらと思います」

(オトナンサー編集部)

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