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「silent」ついに最終回! “紬”川口春奈「ぽわぽわ」、“想”Snow Man目黒蓮「うるさい」、“湊斗”鈴鹿央士「パンダ」… 視聴者に刺さった名言&名シーン

「プレゼントを使い回された」「デートの基準は相手」「佐倉、ダサいわ」も

連続ドラマ「silent」に出演している夏帆さん(2022年10月撮影、時事通信フォト)
連続ドラマ「silent」に出演している夏帆さん(2022年10月撮影、時事通信フォト)

「silent」は登場人物たち一人一人の感情を丁寧に描いているのも、視聴者からの人気が高いところ。

 なかでも、想に好意を寄せた桃野奈々(夏帆)は視聴者を考えさせるセリフを多く発してきました。想に手話を教えた奈々が、想から手話を教わる紬に対し「プレゼントを使い回された気持ち 好きな人にあげたプレゼントを包み直して他人に渡された感じ」と手話で気持ちをストレートにぶつけるシーンでは、「ハッ」とさせられた視聴者も多かったのではないでしょうか。

 また、「若年発症型両側性感音難聴」で聴力を失っていく想に対し「音がなくなることは悲しいことかもしれないけど、音のない世界は悲しい世界じゃない」と言葉をかけたほか、「『ありがとう』って使いまわしていいの?」「善意は押し付けられたら偽善なの」というセリフも登場。奈々と想の図書館のシーン、湊斗に「バカ」と発するシーンなども印象的でした。

 紬を支える親友の横井真子(藤間爽子さん)も随所で視聴者に共感を与えてくれました。紬と別れた湊斗に対し、「女の子をキラキラさせる男ってすげえなって思ってたんだけど……。でも、ぽわぽわさせるのもね。なかなかの才能だと思うんだけどね」と告げたほか、紬に「好きな人とファミレスでご飯はデートだよ。デートの基準は場所じゃないよ。相手だよ」と背中を後押ししました。

 さらに、春尾正輝(風間俊介さん)は「手話、耳が聞こえない、障害者。それに携わる仕事。奉仕の心。やさしい。思いやりがある。絶対いい人なんだろうなって勝手に思い込むんですよ。ヘラヘラ生きてる聴者の皆さんは」や「言葉の意味を理解することと相手の思いが分かるってことは違った」という名言を残し、古賀良彦(山崎樹範さん)は「佐倉、ダサいわ」と視聴者の気持ちを代弁するようなツッコミを入れてくれました。

 視聴者の心を震わせ、記憶に残る名言が多数、登場してきた「silent」。12月22日午後10時から15分拡大版で放送される最終回では、どんな名言や涙を誘うシーンが飛び出すのか……。紬と想のラブストーリーがどんな結末を迎えるのか……。期待が高まるばかりです!

※一部修正しました(12月22日16時29分)

(オトナンサー編集部)

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コメント

2件のコメント

  1. 最終回の日付が間違ってる!今夜じゃないの?

    • ご指摘ありがとうございます。修正しました。