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幼稚園選びは「運動会」を見学すると失敗しない…その“理由”に共感の声、専門家に聞く

「幼稚園を選ぶ時は、運動会を見学すると保護者の雰囲気がわかる」との投稿がSNS上で話題に。「保護者までは見てなかった」「送り迎えしてるママの観察もオススメ」などの声が上がっていますが、専門家の見解はどのようなものでしょうか。

良い幼稚園を選ぶためのポイントとは

 幼稚園の選び方に関する投稿が先日、SNS上で話題になりました。投稿者によると「幼稚園を選ぶなら運動会を見学するのがいいと聞いてたけど、保護者の雰囲気って結構大事なチェックポイントだと気づいた」「運動会や観劇会を見学すると、保護者の振る舞いやマナーがわかる」とのこと。これに対し「先生の態度は目を凝らして見てたけど、保護者までは見てなかった」「違和感の有無って大事」「入園したらその輪に入ることになるしね」「送り迎えしてるママ達の観察もオススメ」など、さまざまな声が上がりました。

 幼稚園を選ぶ際、運動会などのイベントを見学することは実際に有効なのでしょうか。オトナンサー編集部では、幼稚園選びのポイントについて宮城教育大学教育学部の佐藤哲也教授(幼児教育講座)に聞きました。

教育方針や成果をアピールする機会

Q.そもそも、幼稚園の学習環境とはどのようなものでしょうか。

佐藤さん「幼稚園は『遊びを通しての指導』を中心に保育が進められる学校です。小学校のように、国語や算数などの教科書や時間割によって系統的な学習活動が展開されるわけではなく、教育的な『ねらい』に基づいて用意された環境(遊具、素材、道具など)に誘発されて、幼児が自発的に遊びに取り組んでいきます。友達と園庭で走り回る子もいれば、保育室でじっくりと制作に取り組む子もいるでしょう。幼稚園の先生は幼児一人一人の興味や関心に寄り添いながら、遊びの充実や生活習慣の確立、友達と関わる力の育ちを支援するのです」

Q.幼稚園を選ぶ際、運動会や観劇会を見学することは有効でしょうか。

佐藤さん「日々の保育を通じてため込まれた力が発揮されるのが、運動会や発表会です。これらの行事には、保護者や地域住民などが招かれるのが一般的ですが、それは幼稚園にとって、教育方針や教育活動の成果をアピールする絶好の機会となります。どのようなプログラムが用意されているのか、何が目玉の活動となっているのかに加えて、幼児の姿、援助する教師の姿勢、参集した関係者の様子など、行事には幼稚園のカラーが表れます。行事を創り上げるプロセスを公開する園や、大人顔負けの技能や作品を披露する園、参観者も参加できるプログラムを用意している園など、そのカラーはさまざま。事情が許すのであれば、就園前の子どもを持つ保護者の方々も積極的に足を運ばれることをお勧めします。入園案内やネット情報では体感することが難しい『幼稚園の雰囲気』をつかむことができるでしょう」

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