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成瀬瑛美「全然飽きないところ」 スタプリチームが語る“プリキュア”の魅力

「映画プリキュアミラクルユニバース」でメインのプリキュアの声優を務める、成瀬瑛美さん、小原好美さん、安野希世乃さん、小松未可子さんにインタビュー。プリキュアになれたときの気持ちなどを聞きました。

(左から)小松未可子さん、小原好美さん、成瀬瑛美さん、安野希世乃さん
(左から)小松未可子さん、小原好美さん、成瀬瑛美さん、安野希世乃さん

「映画プリキュアミラクルユニバース」でメインのプリキュアの声優を務める、成瀬瑛美さん(でんぱ組.inc)、声優の小原好美さん、安野希世乃さん、小松未可子さん。

 同作は、ミラクルライトを作る惑星ミラクルの星々を舞台にしたストーリー。突然、ミラクルライトの光が消え始め、星々が闇に包まれます。世界が暗闇に包まれてしまうことを知った星奈ひかる・キュアスター(成瀬さん)、羽衣ララ・キュアミルキー(小原さん)、天宮えれな・キュアソレイユ(安野さん)、香久矢まどか・キュアセレーナ(小松さん)たち「スター☆トゥインクルプリキュア」は、「HUGっと!プリキュア」「キラキラ☆プリキュアアラモード」と力を合わせて、光を取り戻すために立ち上がり…人気シリーズの最新映画です。

 オトナンサー編集部では、4人にインタビューを実施。プリキュアになれたときの気持ちや、「HUGっと!プリキュア」「キラキラ☆プリキュアアラモード」と共演した感想、幅広い層から支持される理由などについて聞きました。

成瀬「うれしい以外の言葉で表せません」

Q.プリキュアを演じられると決まったときの感想をお願いします。

成瀬さん(以下敬称略)「プリキュアシリーズが大好きで初めから見ていました。自分の人生の中の大部分を占めていて、いつかプリキュアになりたいと思ってオーディションに参加しました。プリキュアになれることが決まり、うれしい以外の言葉で表せません」

小原さん(同)「この仕事をやっていく中で、プリキュアのオーディションが1年に1度あるのは知っていて、今回も受けさせていただきました。私自身は、声優をやっていく上で、プリキュアに何らかの形で関わることが大きな夢の一つだったので夢がかないました」

安野さん(同)「『キラキラ☆プリキュアアラモード』で何度か、いにしえのプリキュア役をやらせていただいたときと、プリキュアのスタジオオーディション以外、大泉学園に来たことがありませんでした。“東映スタジオに通う”というのは一つのの憧れでもあって、『いつか私も…』と願っていたので今、毎週大泉スタジオに通っているのが夢のようです」

小松さん(同)「5年ほどオーディション受けさせていただいて、声優をやる中でプリキュア役は一つの目標でした。子どもたちに夢や希望、力、目標を与えてくれるのはアニメだと思います。そういうふうに、誰かの夢の担い手になれたらと思っていました。その中でプリキュアという作品は大きいものでした」

Q.今まで以上に参加型の映画になるとプロデューサーがおっしゃっていました。今作は何か変化がありましたか。

安野「今までと違うのは、『ここで応援してください』とプルンスたちが指示を出してくれるところです。画面がワイプっぽくなって、妖精たちが前に出て子どもたちにダイレクトに声をかけるところが、参加を呼び込んでいて新鮮だなと思いました」

小松「自分の見ている画面でキャラクターたちが語りかけてくれるので、自分たちもこの映画の中にいるんだと感じられるのはすてきだと思いました。今回の映画は、観客の皆さんの応援がなければ成立しないということ、観客の皆さんも登場人物の一人になっていることがうれしいです」

成瀬「大人としてプリキュアシリーズを楽しんでいるのもぜいたくな気持ちですが、今回は、子どもだったらもっと楽しめるだろうと。この時代にこの作品を見られる子どもたちがうらやましいです」

小原「参加型といっても、どのタイミングで応援したらいいか分からないお子さんもいると思いますが、『ここだよ、ここで応援するんだよ、いくよ』というキャラクターの指示があります。子どもたちにキャラクターたちが手を差し伸べてくれるからこそ、全員が参加できるようになっていると思うと、優しい演出が素晴らしいと思います」

Q.「HUGっと!プリキュア」「キラキラ☆プリキュアアラモード」の皆さんと共演していかがでしたか。

成瀬「先輩たちは、息がピッタリそろっていました。私たちはやっと全員が変身できるようになったところなので、先輩たちの声を合わせる前の息遣いなどを研究して学ばせていただきました」

小原「先輩方とご一緒できるのはありがたいのと、やっぱりすごかったです。『本物だ』とファンのような気持ちになってしまいました。私たちは映画を通して徐々に絆が強くなっていき、一つになった瞬間がありました」

安野「人が多かったのでマイク前で入り乱れることも多くありましたが、大人数の収録ならではの息の合わせ方を、先輩方は心得ておられました。私たちも1年間切磋琢磨(せっさたくま)して、次の代と共演することがあれば、マイクワークでうまくリードしてあげられる先輩になりたいと思います」

小松「先輩方は、テレビシリーズが終わって少し時間がたっていると思いますが、現役のプリキュアだという感じがしました。アラモードの方々は久しぶりなのに、皆さん、息がピッタリで久しぶり感がない。本当にプリキュアってすごいと思いました」

Q.プリキュアが幅広い層から支持されている理由は何だと思いますか。

成瀬「毎年新しいことに挑戦していると思っていて、シリーズごとの方向性も違いますし、劇場版も仕掛けがあります。今回は宇宙に飛び出していくという新しい切り口で、全然飽きないところだと思います」

小原「プリキュアは発想が自由です。登場人物がどんな設定であれ、どんなキャラクターであれ、好奇心を持っています。子どもたちが『目標にしたい』と思えるところが魅力として一つのキャラクターになっているのが、ずっとプリキュアが愛される理由なのかな。シリーズが変わってもそこがブレないからだと思います」

安野「プリキュアシリーズは、戦う女の子たちの等身大の姿をこびずに描いているのが魅力だと思います。しかも、プリキュアはほぼ肉弾戦(笑)戦う少女ものの作品はたくさん生まれていますが、根底には『男性目線から見た理想の少女像』のような、ウケが仕込まれているものも多いと感じます。

プリキュアはいつも真っすぐ少女たちに向けて描かれています。それが老若男女に愛される理由になっていると思います。制作の現場に女性が多いこともあり、純粋に今を生きる女の子たちへの全力のエールが込められた、他にないすてきなシリーズだと思います」

小松「1年ごとにシリーズが変わリ、子どもたちもシリーズの卒業という寂しい部分もあると思いますが、自分たちも新しい学年に進んでいくので、卒業があって出会いがあって…というのがプリキュアでもあるのかな。永遠に続かないのがいいのだと思います。また、どこかで会えるよねと卒業し、本当にどこかで会える仕組みになっているので、素晴らしいと思います」

「映画プリキュアミラクルユニバース」は全国公開中。

(オトナンサー編集部)

コメント

3件のコメント

  1. 間違ってます。
    左は小松未可子さん
    1番右は、安野希世乃さんです。

    記事を書くなら、間違わないで下さい。

  2. 記事も写真も雑すぎる。
    素人の片手間にとった自撮りですら昨今もう少しマシ。被写体がどうこう以前の質の低さは失礼が過ぎないか?
    記名記事ならそのライターだけ避けてよめるが、編集部が責任を取るというのならこの編集部の書いた物は無条件に眉唾という話になってしまう。
    既に指摘がある通り人名が間違っているという失礼をやらかしており、チェック一つする気が無い編集部ならライターがそのまま駄文を垂れ流せば良く編集部なんて必要が無い。こういう事故があったときに「責任の所在すらあいまい」な母集団は信用が出来ない。

  3. ご指摘ありがとうございます。
    訂正いたしました。