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横浜流星、深田恭子から「キョンちゃんって呼んで」 これから言えるような関係に…

TBS系連続ドラマ「初めて恋をした日に読む話」で東大を目指す不良高校生を演じる横浜流星さんにインタビュー。原作の感想や深田さんの印象などについて聞きました。

横浜流星さん
横浜流星さん

 TBS系連続ドラマ「初めて恋をした日に読む話」(毎週火曜 後10:00)で東大を目指す不良高校生を演じる横浜流星さん。同作は、恋も受験も失敗した32歳のアラサー女子・春見順子(深田恭子さん)が、三流予備校「山王ゼミナール」で講師をしています。ある日、順子の前にピンク髪のイケメン不良高校生・由利匡平(横浜さん)が現れ…というストーリーです。

 オトナンサー編集部では、横浜さんにインタビューを実施。原作の感想や、深田さんの印象、これまでで一番大きな挫折などについて聞きました。

匡平と順子の頑張る姿に勇気

Q.原作は読まれましたか。

横浜さん(以下敬称略)「恋愛がテーマの一つですが、その中で東大受験のために匡平と順子が頑張る姿に勇気をもらいました。挫折を経験している順子だからこそ言える言葉がすごく響いて考えさせられました。若い方だけでなく、大人も楽しめるのではないかなと思うので頑張りたいです」

Q.深田恭子さんと共演されていかがでしたか。

横浜「穏やかで和やかで、いるだけで現場が和むというか素敵な方です。年も離れていて、目上の方なのに、やりやすい環境を作ってくれようとしてくれて、『キョンちゃんって呼んで』と言ってくださいました。なかなか言えませんが、これから言えるような関係になれればと思います」

Q.横浜さんの一番大きな挫折は何でしょうか。

横浜「挫折はよくしていると思います。空手をやっていたときも挫折しましたし、大きな挫折はしていませんが、ちょくちょくあります。だからこそ今があるのだと思います」

Q.原作ものの実写化作品に出演する面白さとは。

横浜「役者として、自分とは違う人格の人を経験できること。自分は少女漫画の映画化が多く、普段絶対ない経験ができるのは楽しいかなと。それ以外は大変です。ファンがいらっしゃる、絵に似ている似ていないとか(笑)ただ、原作をやる上で大切にしているのは原作ファンのことを考えるということです」

Q.髪をピンクに染めていかがですか。

横浜「意外と似合っているかなと(笑)ピンクにする前に、ブリーチで染めていました。金は似合わなくて不安になりましたが、ピンクを上から入れた時に落ち着いたというか、周りの人も『似合っている』と言ってくれたので安心しました」

Q.匡平との共通点はありますか。

横浜「わりと似ていると思っていて、匡平は思ったことをストレートに伝えられる子で、自分も思っていることをストレートに伝えられます。匡平のすごいところは、東大受験・東大合格のために頑張ると決めたときの集中力です。自分も多くのことはできませんが、一つの取りえとして一つのことを集中してやる。そういう集中力は匡平と通じるところがあると思います」

Q.仕事とプライベートの切り替えに何かされていますか。

横浜「一つの作品に入るとうまく切り替えられないんですよね。家で台本を読んだりする時間があり、それも仕事の延長線上になってしまうのですが、それをせずにボーッとする時間も大事にしています」

Q.20代の仕事の目標を教えてください。

横浜「ヒューマンドラマやミステリー、サスペンスの作品に出たいです。ただ、キラキラしたものは今しかできないと思うので、今はキラキラした作品をやって、しっかり力をつけたいです。あとは、いろいろな作品に挑戦して、良い意味でイメージを壊していきたいですね」

Q.やってみたい役柄はありますか。

横浜「学生役が多いので、大人役というか年相応の役をやりたいですね。高校生役が多いので、今の現場もそうですが、監督に『落ち着きすぎている』とダメ出しされています。僕はヒゲが濃いので隠すのも大変です(笑)ヒゲを伸ばして、男らしさ全開の役をやってみたりもしたいです」

Q.ご自身に影響を与えた言葉や人物はありますか。

横浜「この仕事をするきっかけを与えてくれたのは、今の事務所にスカウトしてくれた方なので、その方がいなかったらこの仕事をしていないと思います。小学1年生から空手をやっていたので、きっと格闘家としてやっていくと思っていたし、格闘家が無理ならば、大学に入って勉強して空手の先生になると思っていました。スカウトしてくださった方のおかげで自分の人生が変わったのかなと思います」

(オトナンサー編集部)

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