〈PR〉贈り物に「掛け時計」はマナー違反…実は過去の常識? マナー講師に聞いてみた
「掛け時計」は壁に穴を開けるので、誰かに贈るのはマナー違反。そんな考え方が一般的ですが、一定のルールさえ踏まえれば、掛け時計はとても魅力的な贈り物になります。
贈り物に「掛け時計」というと、壁に穴を開ける必要があるので“マナー違反”と考えがちですが、実は、そのように捉えられていたのはひと昔前のこと。相手に贈る上でのルールを踏まえることで、掛け時計は多くのメリットがあるプレゼントへと変わるのです。今回は、贈り物としての「掛け時計」の魅力について、マナーの専門家に話を聞きます。答えてくれるのは、年間250本以上の講義やビジネスマナーの連載・執筆などをこなし、著書「入社1年目 ビジネスマナーの教科書」がベストセラーとなった、マナー講師の金森たかこさんです。
事前にしっかりコミュニケーションを
「特に新築祝いの場合ですが『掛け時計は壁に穴を開ける必要があるため、贈らないのがマナー』とよく耳にします。確かに、どうしても穴を開ける必要がある掛け時計は多く、贈り物としてふさわしくないと考える人もたくさんいるようです」
金森さんはこう話します。しかし、最近は賃貸住宅の増加といった時代背景やニーズの多様化に合わせるように、壁に穴開け不要なものや穴が目立ちにくいものも増えており、「壁に穴を開ける品物はマナー違反」と必ずしも以前のように考える必要はないそうです。
ただし、掛け時計を贈る際には注意すべきポイントもあります。
「マナーとは、相手の立場に立ち、相手の気持ちや望みを考えること、そして、そのためのコミュニケーションが大前提です」
そもそも、掛け時計はインテリア性が非常に高いため、「新しい住まいで使う」などの場合、新居の雰囲気にマッチしたものや好みのものを自分で既に用意していたり、家族や友人にリクエストしたりしている可能性が高いのです。
「掛け時計を贈ること自体に問題はありませんが、相手とコミュニケーションがないままいきなり品物を贈ることは、マナー的観点から控えた方がよいでしょう。掛け時計を贈りたい旨を事前に伝え、相手の好みやライフスタイルに合わせた品物選びができるように、しっかりとコミュニケーションを取ることが大切です」
掛け時計を贈りたい場合、前もって相手に確認しておくと安心のようです。
掛け時計には「新しい時を刻む」というメッセージ
こうしたルールを踏まえた上で、掛け時計はとても魅力的な贈り物となります。
「時計は新築や引っ越しをはじめ、結婚や出産、入学、入社など、新しくスタートを切る時の贈り物としてふさわしい品物です。たとえば開店祝いには、記念日を入れた掛け時計を贈る場合もあり、とても喜ばれます。時計には『これから新しい時を刻む』『幸せな時間を過ごせるように』といった、新生活を迎える方への前向きなメッセージを込めることができるのです」
掛け時計は、デザインや大きさなどバリエーションも豊富なので、目的に合わせたものを選びやすいというメリットもあります。
金森さんによると、掛け時計を贈る際の一般的な相場は5000円~約1万円、特にお世話になった方には1万円台~。基本的に、贈り物の値段は相手との関係性によって変わりますが、どんなシーンでも「相手が負担に感じない金額」を意識しておくとよいそうです。
「インテリアの好みは人それぞれ。アナログとデジタルの違いだけでなく、時計の形や大きさ、色、デザイン、文字盤の見やすさなど何を重視するかは性別や年齢によっても変わります。そこで、相手に前もって好みや希望を聞いたり、『こんなデザインはどう?』と提案したりしてみるとよいでしょう。長く使ってほしい品物だからこそ、相手に押しつけない配慮が大切です」
相手の好みに合わせてセレクトできる
初めて、セレクトショップ「NUTS」とコラボしたシリーズ「nu・ku・mo・ri」。その特徴は木の温もりにより、包み込まれるような優しい時の流れが感じられる時計です。
デザインは2種類あり、それぞれ3種類のバリエーションがあります。たとえば「北欧系のインテリアが好き」「ナチュラルな木肌を感じたい」という人はアカシア、「モダンな雰囲気にしたい」「落ち着いた空間にしたい」という人はウォルナット、「明るくさわやかな雰囲気にしたい」「和室で使いたい」という人はビーチ、といった具合です。
「好みは人それぞれ」(金森さん)ですが、同シリーズならば、さまざまな条件を満たしやすいはず。付属の「石膏ボード用掛け具」で壁面に与えるダメージを最小限に抑えられます。
価格は1万2960円と1万7280円(税込み)。贈り物以外にも「自宅の掛け時計をワンランクアップさせたい」という人にも最適です。
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セイコークロック公式専門店 -NUTS-
(オトナンサー編集部)