【漫画】「帝王切開は普通分娩より楽」誤解にオペ看が物申す! “命がけ”の現場に「これはリアル」「頭が下がる」
Xで公開されている看護師・漫画家の凪ぱるこさんの漫画が「これはリアル!」と話題に。そこで、作者に話を聞きました。

看護師として働きながら漫画家としても活動している凪ぱるこさんが、「オペ看」(手術室看護師)の視点から帝王切開のエピソードを描いた漫画が、Xで合計800以上の「いいね」を集めて話題となっています。
オペ看として帝王切開に立ち会うこともある作者は、「帝王切開は普通分娩より楽そう」という考えに対して、誤解があると感じています。実際には帝王切開ならではの大変さがあり…という内容で、読者からは「リアルで引き込まれる」「帝王切開でしたが、痛みで記憶がありません」「患者への瞬時の対応、本当に頭が下がります」などの声が上がっています。
医療ドラマよりも壮絶な手術のリアル
凪ぱるこさんは、Xやインスタグラム、ホームページで作品を発表するほか、医療・看護系のウェブサイトでの漫画連載や、雑誌の挿絵制作などの活動をしています。凪ぱるこさんに作品について話を聞きました。
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
凪ぱるこさん「2021年ごろからです。趣味でエッセー漫画を描き、Xに載せるようになりました」
Q.今回の漫画を描いたきっかけを教えてください。
凪ぱるこさん「SNSで『帝王切開はおなかを痛めて産んでいないから、休むのは甘え』や『帝王切開は母性がない』などと言う人がいることを知り、帝王切開の大変さを多くの人に伝えたいと思ったからです」
Q.ご自身が担当した帝王切開で生まれた赤ちゃんの近況を広報誌で知ったとき、どのように感じましたか。
凪ぱるこさん「病院名・出産日・診断名が載っていて、間違いなく『私が担当した人だ!』とすぐ分かりました。特に記憶に残っている大変な手術だったので、あのときの赤ちゃんが元気でいると知って、心からうれしかったです」
Q.帝王切開が「誤解されやすい」と感じるのは、どのようなことでしょうか。
凪ぱるこさん「経膣分娩より楽だと思われることです。特に、緊急の場合は母子の命に直結することもあります。また、傷口が思ったより小さく見えるかもしれませんが、皮膚だけでなく子宮を大きく切られていることが忘れられがちです。経膣分娩も帝王切開も、どちらも大変なので労ってほしいです」
Q.帝王切開後の産婦さんを見ていて、特に大変そうだと感じるのはどのような場面ですか。
凪ぱるこさん「オペ看なので術後の産婦さんの様子を見ることはあまりないのですが、帝王切開は後陣痛に加え、傷の痛みもあります。お産後数日は、痛みとの戦いだと思います」
Q.オペ看になる前と、なった後で、帝王切開へのイメージは変わりましたか。
凪ぱるこさん「変わりました。『グレードA』と呼ばれる超緊急の帝王切開は、母子の命に危険があり一刻を争うので、スタッフ全員が『本気の全力』で動きます。私はオペ看になる前から医療ドラマが好きでしたが、ドラマより現場は壮絶でした」
Q.今回の作品について、どのようなコメントが寄せられていますか。
凪ぱるこさん「実際に帝王切開だった人から、オペ看に向けての感謝のコメントがありました。もちろん私が担当した訳ではないですが、うれしかったです」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことを教えてください。
凪ぱるこさん「現在は医療系雑誌の挿絵のお仕事をメインに活動していますが、今後も漫画を描いていきたいと思っています。ぜひSNSをフォローしていただけるとうれしいです」
(オトナンサー編集部)









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