「先生同士の結婚」、多そうなイメージあるけど、実際は？　教員2000人調査

　ジブラルタ生命保険（東京都千代田区）が実施した「教員の意識に関する調査2022」では、教員の結婚観についても質問しました。回答者2000人のうち既婚者（男性849人、女性684人）に、どのような職業の人と結婚したか聞いたところ、男女ともに「教員」（男性38.2％、女性38.9％）が1位でした。同社は「児童・生徒の成長や笑顔にやりがいを感じるなど、価値観の近い人同士、引かれ合うのかもしれません」とコメントしています。

既婚者の相手は男女とも「教員」トップ

　調査結果は8月8日に発表。調査は6月9日～同19日、ネットエイジア（東京都中央区）の「ネットエイジアリサーチ」インターネットモニター会員のうち、20歳～69歳の教員（小学校・中学校・高等学校・特別支援学校）を対象にインターネット上で行い、2000人（男女各1000人）から有効回答を得ました。

　既婚者の結婚相手の2位以降を見ると、男性では2位「会社員」（25.6％）、3位「保育士・幼稚園教諭」（8.0％）などが続きました。女性では2位「会社員」（35.7％）、3位「公務員（教員・警察官・消防官・自衛官除く）」（9.4％）でした。

　次に、未婚者（男性151人、女性316人）に、どのような職業の人と結婚したいと思うか、複数回答で聞いたところ、男性では1位「教員」（31.1％）、2位「公務員（教員・警察官・消防官・自衛官除く）」（23.8％）、3位「看護師」（19.2％）となりました。一方、女性は1位「公務員（教員・警察官・消防官・自衛官除く）」（44.0％）、2位「教員」（35.4％）、3位「会社員」（32.9％）でした。

　意識調査では、「理想の教員像」「教員が楽しみにしている学校行事」なども聞いており、結果はジブラルタ生命保険のホームページで見ることができます。

（オトナンサー編集部）