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〈PR〉1カ月わずか3万円! 住みたい都市No.1「北九州市」にお試し移住ができる

地方移住への関心が高まる中、2016年8月発表の「50歳から住みたい地方ランキング」で見事1位に輝いた福岡県の北九州市。同市は土地や物価の安さ、充実した医療体制だけではなく、大都会で失われた昔懐かしい街並みや人情が残っています。

「50歳から住みたい地方ランキング」で第1位に

 近年、地方移住に注目が集まっています。移住希望の都市住民と地方自治体のマッチングを行う「ふるさと回帰支援センター」(東京都千代田区)が2017年2月に発表したデータによると、2016年度の相談件数は6年前(6021件)の4倍強となる2万6426件になりました。

 これまでは、会社を定年退職したシニア層が「悠々自適な生活」を送るというイメージの強かった地方移住ですが、2016年には希望者の68%が20~40代となるなど、状況に変化が起きています。また、移住先に農村ではなく地方都市を希望する人が半数を占めるなど、「自然環境」より「充実した生活」、「田舎暮らし」より「地方暮らし」へのニーズが増加しているのも大きな特徴です。

北九州市の玄関口、小倉駅。新幹線を使ってわずか17分で博多に移動できる(画像:北九州市)

 その背景には、リーマン・ショックや経済のグローバル化により労働環境が不安定になったことに加え、日本全国にITインフラが普及したことで、「都会的なライフスタイル」の魅力が減少し、金銭にかえられない、人間らしい豊かさを求める人たちが増えてきたことがあるといわれています。

 そんな中、月刊誌「田舎暮らしの本」(宝島社)が2016年8月に発表した「50歳から住みたい地方ランキング」で、人気の高知市や新潟市を押しのけ見事1位に選ばれた、福岡県の政令指定都市・北九州市の存在感が増しています。データを元に、さっそく同市の「実力」を見ていきましょう。

全国の政令市で、土地も物価も一番安い

 全国に20市ある政令指定都市で、「土地の安さ」1位(2016年)、「物価の安さ」1位(2014年)、「借家家賃の安さ」2位(2013年)――。これらのデータから北九州市の圧倒的な実力を見ることができます。また、福岡県の北東に位置していることもあり、本州へのアクセスも抜群で、熊本や広島には新幹線を使うと約50分で行くことができます。福岡市にいたってはわずか17分。北九州空港から羽田空港までは飛行機で1時間半と、移住後も幅広くレジャーや行楽を楽しむことができます。

多くの地元民でにぎわう北九州市の台所、旦過市場

 加えて、北九州市は「シニア世代」と「現役世代」の両方にとって、とても優しい街となっています。医療体制については「10万人あたりの病院病床数」「救急車が病院到着するまでの時間」が2位と充実。子育てに追われる現役世代にとって、認可保育所の待機児童ゼロ、24時間受け入れ可能な小児救急医療機関が4カ所、授乳やオムツ替えのできる「赤ちゃんの駅」は市内に400カ所以上という環境はとても心強いのではないでしょうか。「合計特殊出生率」が1.59(2015年)で2位とトップクラスであることも納得の実力です。

 さらに、同市では移住後の就労支援にも力を入れており、相談の専門窓口を設置しているほか、市の求人サイトには地元企業1300社以上が登録されています。また、起業家を目指す人たちを支援するビジネススクールなどもあり、街ぐるみでバックアップしているのです。

大都会とも農村とも違う、ほどよい距離感

 このような恵まれた住環境に加えて、北九州市は街並みも大きな魅力です。街の中心部である小倉駅周辺には、昭和26年に作られた日本初のアーケード「魚町銀天街」や、昭和14年創業の老舗映画館「小倉昭和館」、毎日多くの地元の人が生鮮食品を求めて訪れる「旦過市場」など、昭和ノスタルジーを感じさせる雰囲気が多く残っています。仕事終わりのサラリーマンが酒屋で立ち飲みする「角打ち」も、夕暮れの街並みに色を添えています。こうした生活感あふれる情景と、ゆったりとした時間や空間は、大都会の「窮屈さ」とは対極にあるといえるでしょう。

お酒を原価で飲める平尾酒店(小倉北区紺屋町)では、毎夜多くのサラリーマンが角打ちに興じる

 同市からの事業委託で移住コーディネートを行うNPO法人「里山を考える会」(八幡東区)の代表・関宣昭(のりあき)さんは同市の魅力についてこう話します。「さまざまな意味で、人と人のつながりが『見える化』しています。仕事をすれば、その先に相手が見えるし、自治体トップとの距離も近い。街の居酒屋で市内の大企業の社長さんを見かけることもあります。北九州市は地に足の着いた、『人間サイズ』の街なのです」。

 とはいえ、大都会・東京を否定しているわけではなく、むしろ東京に似ていると関さんは指摘します。「北九州市は近代製鉄業が始まった場所ですから、全国各地からよそ者が集まって街を作ったともいえます。その点では東京と似ていますね。ですから、外部からのさまざまな文化を受け入れようとする、寛容な『素地』が今でも残っています。かといって、東京を真似ただけの『リトルトーキョー』になっていないのは、方言と人情があるからですね。地方都市としてある程度の規模があるので、クールすぎる東京や、逆に人間関係が濃密すぎる農村とも違う、ちょうどいい感じの距離感なんです」。

1カ月わずか3万円程度で、お試し移住ができる

 こんなに魅力的でほどよい人情のある北九州市ですが、いざ移住となると話は別という人も多いことでしょう。北九州市ではそのようなニーズに応えるべく、同市八幡東区にお試し移住用の住宅を用意しています。

 メゾネットタイプの1LDKで、利用期間は1週間以上~原則1カ月。利用料金は最初の1週間が1万円で、以後1日ごとに1000円が加算され、1カ月間滞在してもわずか3万円程度となっています。冷蔵庫や洗濯機、寝具など生活用品はほぼ完備されているため、着替えやわずかな消耗品を持参するだけで、北九州市の生活を体験することができます。利用方法もメールや電話で同市に問い合わせ、面談等を経たのちに入居と実にシンプルです。

1カ月3万円でお試し移住できる住宅

 2016年度(2016年7月~2017年3月)には11組がお試し移住を経験しました。「滞在日数は平均で1週間~10日間程度。市内で職探しをする人から、終の棲家を探す人までさまざまでした。11組の約半分は、これまで北九州市に縁もゆかりもなかった人たちです。皆さん口をそろえていたのは『来る前のイメージとまったく違った』ということ。確かに工業都市ではありますが、ここには自然も多いですからね」(前出・関さん)。

 佐藤三征(みつゆき)さんはお試し移住を経て、2016年8月、蘇美(あけみ)夫人とともに地元である北九州市へ移住した一人です。お試し移住は約1カ月。その間、市が用意したコースで、さまざまな施設や企業、観光地を見て回ったといいます。「北九州市は街全体がコンパクトで過ごしやすく、滞在するにつれて移住に積極的になりました。特に印象が良かったのは、老人ホームです。移住前に介護施設で傾聴ボランティアをしていた妻は、首都圏と比べ、北九州市の介護士が利用者に対して非常に温かく接していると話していました。現役世代に配慮した、子育て支援センターの施設も素晴らしかったです」。

 前出の「里山を考える会」が5月に企画した、小倉や八幡、門司などの要所を回る3泊4日のモニターツアー「大人旅」に参加した人たちからも、「食、風土、行政、医療など、生活に関わるあれこれが、すべて合格ライン以上」「昭和の香りがいい意味で残る街」「時間の流れがほどよくゆったりしている」といった好意的な反応が多く寄せられました。

東京・有楽町で6月24日、夏の魅力が語られる

 6月24日、東京交通会館(千代田区有楽町)6階の「北九州市 東京事務所」で、北九州市の夏の魅力を紹介するイベント「第7回北九州ライフセミナーin有楽町『もっと知ろう!夏の北九州市』」が開催されます。「人間サイズの」「ほどよい」北九州市に関心のある方はぜひ足を運んでみませんか。参加費は無料です。

 申し込みは、北九州市公式情報サイト「北九州ライフ」から。実際に移住した方のインタビューや、北九州市の魅力を紹介した動画などのコンテンツもご覧いただけます。

提供元:北九州市

kitakyuad

■「第7回北九州ライフセミナーin有楽町『もっと知ろう!夏の北九州市』」http://www.city.kitakyushu.lg.jp/page/kitakyushulife/topics/2017/062401.html