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【漫画】ほんとイヤ! 方向音痴なのによく道を聞かれて困る女性の心の叫び 「私も悩んでいます」

方向音痴なのに、よく道を聞かれる女性を描いた漫画が話題に。老若男女問わず、知らない人に道を聞かれることが多かった女性は…。

方向音痴なのに、よく道を聞かれる女性を描いた漫画のカット=恵水(wankonin)さん提供
方向音痴なのに、よく道を聞かれる女性を描いた漫画のカット=恵水(wankonin)さん提供

 方向音痴なのに、よく道を聞かれる女性を描いた漫画がSNS上で話題となっています。老若男女問わず、知らない人に道を聞かれることが多かった女性。丸顔と垂れ目のせいだと考え、サングラスをしても効果はなく、イヤホンをしても徒労に終わり…という内容で「私も同じように悩んでいます」「私も役に立てずモヤモヤします」「いろいろ工夫してても聞かれるって面白い」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

高校生の頃から、聞かれることが多くなり…

 この漫画を描いたのは、恵水(ペンネーム)さんです。ウェブ漫画家・ブロガーとして活動しています。ライブドア公式ブロガーとして「ともだちに忍者が多い人のブログ」を運営しています。

Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。

恵水さん「漫画そのものは5歳ごろから、趣味でノートに時々描いていましたが、描くだけだったり、友人に見せるだけで満足していました。人に見せるつもりで描き始めたのは2019年4月からです。仲良くしている、職業が忍者の人たちの話をすると、最初に『忍者(笑)』と笑われることが多く、その状況を変えたくて、現代忍者界を一般に紹介するつもりで描き始めました」

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

恵水さん「以前、久々に東京駅に行くことがあったのですが、そのとき、1時間ほどで3人に声を掛けられて『もおおおおおお!!!』という気持ちになり、勢いで描きました」

Q.いつごろから、声を掛けられるようになったのですか。

恵水さん「高校生あたり、自分で電車移動をするようになってから、『やけに多いな』と感じ始めました」

Q.道を聞かれて分からないときは、どうしているのでしょうか。

恵水さん「『この電車、○○駅に止まりますか?』という質問に対しては、時間があったらスマホで調べますが、道は『ごめんなさい、分かりません』と答えます」

Q.道を聞かれて、これまでで一番困ったのはどんなときでしたか。

恵水さん「パリへ旅行に行ったとき、恐らく旅行者の日本人の若い女の子たちが、目が合うとほぼ100パーセント近づいてきて、道を聞いてきたときです。次から次に来るので、ポケモンの戦闘のようでした」

Q.恵水さんが道を聞きたいときは、どのような人に声を掛けますか。

恵水さん「交番のおまわりさんや駅員さんに聞きます。その方が確実ですし、私のような人に当たる可能性もありますので…」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

恵水さん「いいねは、いつもよりそれほど多いわけではなかったのですが、『分かる!』というコメントがいつもの10倍くらい多かったです。意外と困っている人が多かったんだなと思いました」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。

恵水さん「ありがたいことに見てくださる方が増えて、今年から、ライブドアさんの公式ブロガーになったので、取りあえず手を休めないで楽しく更新するのが現状の目標です。日常漫画と忍者の漫画を描くことで、読んだ人に『忍者』という職業もあるんだと知ってもらえたらと思います」

(オトナンサー編集部)

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