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息子のイヤイヤに耐えられず“猫”になった漫画 「面白い発想」「笑える」と共感の声

息子の前で“猫”になったエピソードを描いた漫画が話題に。イヤイヤ期で泣き叫ぶ息子の対応に疲れた母。猫になり切って息子の気をそらそうとしますが…。

息子の前で“猫”になったエピソードを描いた漫画のカット=まあこ(maako_manga)さん提供
息子の前で“猫”になったエピソードを描いた漫画のカット=まあこ(maako_manga)さん提供

 息子の前で“猫”になったエピソードを描いた漫画がSNS上で話題となっています。イヤイヤ期で泣き叫ぶ息子の対応に疲れた母。猫になり切って息子の気をそらそうとしますが…という内容で「面白い発想」「笑える」「今度やってみます」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

息子に振り回されるストレスから逃げる

 この漫画を描いたのは、似顔絵作家の、まあこ(ペンネーム)さん(35)です。京都の出版社で似顔絵作家として働きながら、インスタグラムで育児漫画を発表しています。

Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。

まあこさん「産前は妊婦生活、産後は育児生活を絵日記に残していました。産後、まだしゃべらない息子との生活に行き詰まりを感じ、人との触れ合いを求めてインスタグラムに投稿するようになりました」

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

まあこさん「いつも、イヤイヤ期の息子に振り回されていましたが、そのストレスから逃げる方法を紹介したくて描きました」

Q.「○○になる」は、いつごろから実践されていたのですか。

まあこさん「職場復帰後、仕事が終わって急いで保育園にお迎えに行き、家に帰ったら息子用のご飯を作って…という慣れない生活に疲れ、『母は、貝になります』と言って一人丸まって泣いたりしていました。また、家がペット禁止なので、動物好きの息子のために犬になり切って遊んだこともあります(笑)」

Q.泣いてしまった息子さんをどうフォローしたのでしょうか。

まあこさん「『母に戻ったよー! もう猫じゃないよー!』と抱きしめたら安心したのか、すぐ機嫌が直りました」

Q.息子さんは、今でもこのことを覚えていますか。

まあこさん「この間、近所を歩く猫を見て『母と一緒だねー』と言っていたので、覚えているんだと思います。今でも、時々気まぐれに猫になっています(笑)」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

まあこさん「『私も猫になろうと思います』という意見が多かったです」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。

まあこさん「育児や夫婦のこと、産後ひどくなったPMSのことなど、楽しいことだけではなく、つらいことや深刻なこともできるだけポップに紹介していきたいです。今描いている中に、ホルモンバランスの乱れを擬人化した『ホルモンさん♀』というキャラクターがいるのですが、PMSで悩む女性の『ホルモンさん♀』を描いて、仲間を増やしていけたらいいなと思っています。

職業が似顔絵作家なので、この育児漫画のタッチで似顔絵を描けたらいいな、とも思っています」

(オトナンサー編集部)

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まあこ

似顔絵作家

似顔絵チーム「WORLD1(ワールドワン)」に所属。インスタグラム(https://www.instagram.com/maako_world1/)、作品紹介ページ(https://worldone.to/sp/artist_profile/16.php)、「WORLD1」ウェブサイト(https://worldone.to/)、「WORLD1」インスタグラム(https://www.instagram.com/nigaoe_world1/)。

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