もう一度抱っこしたい…息子のメリーを見て切なくなるママ描く漫画に「ウルっときた」
息子が使っていたメリーを見て切なくなる母を描いた漫画が話題に。息子が赤ちゃんの頃に使っていたメリーを3年ぶりに取り出した母でしたが…。

息子が使っていたメリーを見て切なくなる母を描いた漫画「息子のメリー」がSNS上で話題となっています。息子が赤ちゃんの頃に使っていたメリーを3年ぶりに取り出した母。なぜか泣けてきて、そのことを夫に話し…という内容で「ウルッときました」「あっという間に時間が過ぎますね」「今を大切にしようと思います」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
今の姿の息子に会えなくなってしまう
この漫画を描いたのは、会社員で現在育休中のめい(ペンネーム)さんです。インスタグラムやブログ「めいのうち!」で子育て漫画を発表しています。
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
めいさん「長男が8~9カ月くらいのとき、買ったばかりのペンタブレットの練習にと描き始めました」
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
めいさん「毎日息子と一緒にいると、よく叱ってしまうんです。余裕さえあれば優しく接することができるのに、勝手に自分を追い詰め、つい息子に当ってしまう自分を省みては寝る前に猛省しています。
そんな日々の中で、今の姿の息子にはあっという間に会えなくなってしまう。もったいないと感じることも多いので、『こんな尊い時期にいちいち怒らず、今のかわいい姿を目に焼きつけとけ、ばか!』と自分に言い聞かせるために描きました」
Q.もう一度、赤ちゃんの息子さんを抱っこできるとしたら何をしたいですか。
めいさん「においをかぎまくって、ムチムチの二重あごやおなかなどをハムハムハムハムしたいです。当時の写真や動画は残してあるので、体のサイズ感や声などは思い出せますが、息子を抱っこしたときの重さやにおい、感触をすっかり忘れてしまったのでとにかく触りまくりたいです」
Q.娘さんも、このメリーを気に入っていますか。
めいさん「おなかがいっぱいのときは、吐き戻ししながら楽しんでいますね。機嫌が悪いときは自分の絶叫している声でメリーの音楽がかき消されるようで、全く効果ありません(笑)」
Q.息子さんや娘さんと、これからかけがえないのない毎日を過ごす上で大切にしたいことは。
めいさん「子どもを褒めるときは大げさに、です。わが家は、パパは優しくママは怖いというイメージが定着しているので、褒めるときは誰よりも派手にやるようにしています。息子も派手な褒め方は好きで、何かを成功させると私のところに飛んできてくれます。
また、いろいろな所に旅行をしたいです。国内も海外も行けるうちにたくさん一緒に行きたいです。成長したら一緒に行きたくないと言われたりしますから…」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
めいさん「『もう二度と小さかった頃のわが子に会えないので、今目の前にいるわが子をたくさん抱きしめたいと思います』というコメントが多かったと思います。コメントを見るたび、たくさんの戦友とワイワイお茶会をしているような気分で楽しいです。コメントしてくださる皆さんには本当に感謝しています」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。
めいさん「日々ネタはたまっていく一方なので、描きたいことはたくさんあります。取り急ぎ、娘の無痛分娩の話は描きたいと思っています。インスタを始めたときは、一枚絵で投稿していました。スワイプ機能が生まれて10枚投稿が増えましたが、一枚絵もたくさん投稿したいと思っています」
(オトナンサー編集部)
赤ちゃんのころの可愛さで一生分の親孝行してるって説もあるくらいだからな。
うちの息子、高校2年生ですが、赤ちゃんの頃が忘れられなくて、たまに嫌がる息子に無理やり義父の介護用オムツ履かせて赤ちゃんになってもらってます。でもゴツゴツしてあの頃のぷにゅぷにゅした感触は二度と帰ってこないんですよね。