寒い夜…お風呂が面倒で夫婦で譲り合う漫画反響「一緒に入らないの?」「分かります」
夫婦でお風呂を譲り合う様子を描いた漫画が話題に。とある寒い夜、こたつから出ることのできない夫婦でしたが…。

夫婦でお風呂を譲り合う様子を描いた漫画「寒いと風呂がめんどくさい」がSNS上で話題となっています。とある寒い夜、こたつから出ることのできない夫婦。夫が「先にお風呂入ってきたら?」と尋ねますが…という内容で「一緒に入らないんですか?」「分かります」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
冬のお風呂が寒かった社宅時代
この漫画を描いたのは、海原こうめ(ペンネーム)さんです。ブロガーとして活躍中で、2018年末に単行本「私が不妊治療をやめたわけ」(イースト・プレス刊)を出版しました。
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
海原さん「2016年4月から、ブログに不妊治療の体験漫画を描き始めました。もともとは文章だけで不妊治療のことをブログに書いていたのですが、漫画であれば、より治療中の気持ちが伝わりやすいのではと考えたのがきっかけです」
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
海原さん「不妊治療の体験漫画のほか、夫婦の何気ない日常話も描いていて、この作品もその一つです。このときは古い社宅に住んでいて、冬のお風呂がとても寒く、『どっちが先に風呂に入るか』を譲り合うように見せかけて実は相手に先に入らせたい、ということがあったので描きました」
Q.お風呂を入れる担当は夫婦のどちらですか。
海原さん「特に担当は決まっておらず、先に入る方がお風呂を入れます」
Q.「不毛な争い」はどちらが先に折れるのでしょうか。
海原さん「いつも夫が冷静な正論マンなので、この漫画のような不毛な争いだったら私が『じゃあいいよ! 私が入るよ!』となります」
Q.夫婦円満の秘訣(ひけつ)を教えてください。
海原さん「感情的にならないことでしょうか。不満があってもすぐに吐き出さず、いったん冷静になってから夫に伝えるようにしています。余裕がなく、『そんなことやってられんわ!』というときもありますが、なるべくけんかではなく、意見交換で済ませるようにしています」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
海原さん「共感していただけたようでうれしかったです。中でも『風呂に入って後悔したやつはいない、と自分に言い聞かせています』というコメントは『私もその考え方でいこう』と参考になりました」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。
海原さん「ブログのほか、創作実録を問わず、いろいろな漫画に挑戦してみたいと思っています」
(オトナンサー編集部)
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