【漫画】仕事中、突然視界に広がった「ギザギザの光」… “閃輝暗点”のリアルな見え方と、医師からの注意点
Xで公開されているイラストレーター・漫画家の桜木きぬさんの漫画が「私も閃輝暗点(せんきあんてん)になりました!」と話題に。そこで、作者に話を聞きました。

イラストレーター・漫画家の桜木きぬさんの漫画「はじめての閃輝暗点!」が、Xで話題となっています。
作者が仕事をしていると、突然視界の中央にギザギザとした光が現れました。その後、光が視界いっぱいに広がり…という内容で、読者からは「もう10年以上付き合っています」「私は頭痛が起きないので、病院に行っていません」「私も昨日初めて経験しました」などの声が上がっています。
自分の体との向き合い方を見直すきっかけに
桜木きぬさんは、Xで日常漫画などを発表しています。桜木きぬさんに作品について話を聞きました。
Q.今回の漫画を描いたきっかけを教えてください。
桜木きぬさん「初めて『閃輝暗点』(せんきあんてん)を経験し、驚いたので描いてみようと思いました。漫画を読んだ経験者の方に、体験談などを教えてもらえたらラッキーだな、とも思いました」
Q.初めて「閃輝暗点」が出たとき、どんなことを考えましたか。
桜木きぬさん「友達のパートナーさんが、『頭痛の前にいつも視界にギザギザの光が見える』と言っていたのを思い出しました。『痛み止めを早めに飲まないと効きにくい』と言っていたのも思い出したので、『私も早く薬を飲まなきゃ』と思いました」
Q.その後も「閃輝暗点」の症状は出ていますか。
桜木きぬさん「その後は出ていないのですが、心配だったので眼科に相談に行きました。『30分以内におさまるなら、心配しなくて大丈夫』と言われました。ただ、『もしそれ以上続くようなら、最寄りの眼科にすぐ飛び込め』とも言われました」
Q.光の見え方や感覚など、印象に残っていることを教えてください。
桜木きぬさん「目を閉じてもまぶしいので、この光はどこからきているんだろうと思いました。はじめは1つの光のかたまりだったのが、徐々にほどけてギザギザの輪になり広がっていきました。まぶしかったです」
Q.この経験を通して、「自分の体」への向き合い方に変化はありましたか。
桜木きぬさん「なかなか難しいですが、生理周期にあわせて、無理のないスケジュールで暮らさなきゃいけないなと思いました。これまでも生理前には、頭痛やめまいなどさまざまな症状が出ていましたので、生理前は本当にいろいろな不調が出るんだなと感じています」
Q.作品について、どのようなコメントが寄せられていますか。
桜木きぬさん「『私もよくなります』というコメントや、『本当にこんな感じに見える』と同意してくれるコメントがありました」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことを教えてください。
桜木きぬさん「創作活動では、夫の持病『バセドウ病』をテーマにしたエッセー漫画『夫がバセドウ病にかかったら…』を、『ダ・ヴィンチWeb』さんで連載中です。読んでいただけるとうれしいです」
(オトナンサー編集部)



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