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季節の変わり目によく起きる「寒暖差アレルギー」とは? 耳鼻科医に聞く発症のメカニズム&予防法

寒暖差アレルギーの予防法は?

Q.寒暖差アレルギーの予防法はありますか。

鷲尾さん「寒暖差アレルギーの対策には、寒暖差という刺激に対して強くなる方法と刺激を少なくする方法の2種類があります。

刺激に対して強くなる方法とは、まずアレルギーがあるかどうかによって変わります。先述の話の内容と重なりますが、アレルギー体質が疑われる人はアレルギーの診断と治療が効果的です。可能であれば、アレルギーの専門医の診療を受けるのがお勧めです。アレルギー治療の中に寒暖差アレルギー対策も含まれるため、しっかりとアレルギーに対する治療をしましょう。

刺激に対して強くなるもう一つの方法は体調管理です。花粉症の人なども同様ですが、アレルギー体質ではない人でも、睡眠不足などの体調不良でアレルギー様反応が出やすかったり、ひどくなりやすかったりします。十分な栄養や睡眠、休息を取ることは自律神経を整えて寒暖差に対応しやすい体になる、すなわち刺激に強くなる方法となります。

次に刺激を少なくする方法です。まず、アレルギー体質の人の場合はアレルギーの原因物質であるアレルゲンを少なくすることです。先述のように、アレルギー体質とはいろいろな刺激に対して過敏であるということで、特異的刺激(アレルゲン)と非特異的刺激(寒暖差など)の両方の対策が必要となります。そのためには診断がしっかりついていることが大切です。診断がついていれば、アレルゲン対策もしやすくなり、予防につながります。

また、非特異的な刺激である寒暖差を少なくするには、外気温や室温に応じて、温度変化に対応できる服装を選んだり、マスクをしたり外したりすることが有効でしょう」

(オトナンサー編集部)

【豆知識】あなたも当てはまるかも…これが「寒暖差アレルギー」の症状&予防法です!

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鷲尾有司(わしお・ゆうし)

医師(医学博士)、日本耳鼻咽喉科学会認定専門医、日本アレルギー学会認定専門医

1995年3月、大阪市立大学医学部卒業。1995年5月から、大阪市立大学医学部付属病院耳鼻咽喉科に勤務。2002年3月、大阪市立大学大学院医学研究科外科系専攻を修了。大阪府貝塚市の市立貝塚病院(医長)などを経て、2011年に「わしお耳鼻咽喉科」開院。わしお耳鼻咽喉科ホームページ(https://washio-jibika.com/)。

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