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先生が黒板に書くだけ…「なんだこの授業!?」衝撃を漫画に 授業って?の問いが深い

高校の授業で感じた疑問について描いた漫画が話題に。授業は先生と生徒が協力して作り上げていくものだと考えていた女性でしたが…。

高校の授業で感じた疑問を描いた漫画のカット=Marina(@marina_mimicry)さん提供
高校の授業で感じた疑問を描いた漫画のカット=Marina(@marina_mimicry)さん提供

 高校の授業で感じた疑問について描いた漫画がSNS上で話題となっています。高校入学当初、授業は先生と生徒が協力して作り上げていくものだと考えていた女性。ところが、社会の先生が教科書の内容を黒板に写すだけの授業をしていることに衝撃を受け…という内容で、「非常に感銘を受けた」「いじめられなくてよかった」「先生の心が折れるのは理解できる」「同じような環境だった」などの声が上がっています。

 作者の女性に聞きました。

教育について考える機会を提供したい

 この漫画を描いたのは、Marina(ペンネーム)さんです。大学院で教育に関する研究をしながら、漫画を描いています。

Q.漫画を描き始めたのは、いつ頃からですか。

Marinaさん「初めて描いたのは小学校1年生の頃です。幼い頃から絵を描くのが好きで、自分で物語を創作するのも好きだったので、よく描いていました。高校時代は、テスト勉強する時などにその教科の学習ギャグ漫画をよく描いていました。友達に漫画を見せて、笑いながら一緒に学ぶのが好きでした」

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

Marinaさん「教育への素朴な疑問を漫画にすることで、従来の研究論文にはない形で教育へのアプローチができるのではないかと考えたからです。大学院で教育を研究する過程で研究論文を書いているのですが、どうしても、一部の研究者への発信になりがちであると感じていました。

漫画を通じて、より多くの人と教育について考えるきっかけが作れたらいいなと思い、描いてみました」

Q.読者からどのような意見が寄せられていますか。

Marinaさん「本当に、さまざまな意見を頂きました。漫画に対するポジティブな意見も、ネガティブな意見も、個人の見解としてとても大切だと思い、座標にまとめました。

教育に対する見解は、先生や研究者が語るイメージがありましたが、現役の高校生など、授業について悩みや疑問を抱えている学生からも多くのコメントが寄せられました。生徒、先生それぞれの目線で一つの事柄について考えられることは貴重だと感じました」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。

Marinaさん「以前から、勉強への『つまらな信仰』をほぐす勉強法やノート術を紹介するギャグ漫画を描きたいと考えていました(笑)『つまらな信仰』とは、勉強はつまらなくやらなければいけないと無意識に思わされている、というものです。そう思わせているのは先生や家族かもしれませんし、自分自身かもしれません。

本来、『学ぶ』ということはとてもぜいたくで、面白いことだと思っています。『勉強はつまらなくやらなければいけない! 我慢することなんだ!』という思い込みをほぐし、個人が学ぶことを最高に謳歌(おうか)できるよう、創作活動などを通して力になれたらと考えています。

また、今後も『教育はこうあるべきだ!』と一方的に主張する漫画ではなく、『教育って何だ?』と疑問を投げかけるような問題提起系の漫画を描いていきたいと考えています。そして、性別や年齢、立場などに捉われず、多くの方と一緒に教育について考えていきたいです」

(報道チーム)

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