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「無性にコーヒーが飲みたい…」 実は鉄分不足が原因? 疲労増&集中力低下も

コーヒーを飲み過ぎてしまう場合はどうする?

Q.日頃からコーヒーを飲み過ぎてしまう場合、どうすればよいのでしょうか。

田村さん「重要なのは、単にコーヒーを他の飲み物に置き換えるだけでなく、総合的なアプローチを取ることです。特に体が本当に必要としている栄養素を適切に補給する方法を見つけることが重要です。次の対策に取り組んでみてください」

(1)コーヒーに代わる飲料を摂取
・ルイボスティー
カフェインが含まれておらず、鉄分が豊富。

・玄米茶
ビタミンB群を含み、穏やかな覚醒効果がある。

・ココナッツウオーター
電解質とミネラルを補給することができる。

(2)食品で必要な栄養素を補給
・ナッツ類
マグネシウムや鉄分が豊富。

・バナナ
カリウムやビタミンB6が豊富。

・ヨーグルトとハチミツ
タンパク質や天然糖分が豊富。

(3)生活習慣の改善
・深呼吸や軽い運動で血流を改善する。

・水分補給を徹底する。補給量の目安は1日2リットル程度。

・規則正しい食事と十分な睡眠を心掛ける。

これらの対策を組み合わせることで、コーヒーへの過度な依存を減らしつつ、本来の体調管理ができるようになります。

(オトナンサー編集部)

【画像】「えっ…!」これがコーヒーが無性に飲みたくなる“原因”です

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田村卓也(たむら・たくや)

大阪うめだ鼠径ヘルニアMIDSクリニック院長、消化器外科医

医師である父の影響を受け、幼少期から医療の道を志す。特に外科医として直接、人命を救うことに強い憧れを持ち、医学の道を歩む。現在は大阪うめだ鼠径ヘルニアMIDSクリニック(大阪市北区)の院長として、最新の腹腔鏡手術技術を駆使し、従来は入院が必要だった手術を日帰りで提供している。「患者様のニーズに応えること」をスローガンに、特に働く世代の方々の時間的負担を軽減する医療サービスを心掛け、地域医療に貢献。患者からの「ありがとう」の言葉を励みに、日々信頼される医療の提供に尽力している。日本外科学会認定外科専門医、JATEC(日本外傷診療研究機構)コース修了、日本内視鏡外科学会技術認定医(大腸)。大阪うめだ鼠径ヘルニアMIDSクリニック(https://misc-sokei.com/)。

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